電動アシスト自転車といえば「重い」「メンテナンスが面倒」「充電切れが怖い」というイメージを持っている方も多いでしょう。通勤や街乗りに便利な一方で、使い続けるうえでストレスになる場面もあります。そうした課題を見直すモデルとして登場したのが、wimoのURBAN BELT 650。製造は中国ですが、同社が企画・設計・デザインを担当しています。

軽量、静音、服を汚さないというベルトドライブの大きなメリット

一般的な電動アシスト自転車では、定期的な注油が必要なチェーン駆動が主流。URBAN BELT 650はこれをベルトドライブに置き換えることで、注油が不要になり、ズボンやスカートの裾への油汚れの心配もなくなりました。チェーンと異なり錆びないため、長期間にわたって安定した性能や静音性を維持できるのも特徴です。

↑メンテナンスフリーのベルトドライブ。ギア部分は軽量化のために肉抜きされていて、ゴミも溜まりにくい。

バッテリー(1.3kg)を含む車体重量は15.3kg。アルミフレームを採用することでこの軽量設計を実現しています。軽量な自転車は、駐輪場での出し入れや押し歩き、階段での持ち運びといった場面でも負担が少なく、取り回しのしやすさが際立ちます。万が一バッテリーが切れた場合でも、電動アシストではない自転車に近い感覚で走行できる点は安心材料です。

変速機は軽量化のため非搭載で、電動アシストモードはシンプルな3段階構成。変速操作に迷うことがなく直感的に扱えます。あえて機能を絞り込むことでトラブルリスクを抑え、道具としての使いやすさを優先した設計といえます。

↑変速機がないシンプルなリアドライブだから、調整や故障リスクも低い。

タイヤは650B(27.5インチ)×1.75インチの太めのサイズを採用しているため、サスペンションがなくても段差に神経を使いません。また、駐輪場でも止められるのは大きなメリット。バルブは使い勝手の良い英式で、ブレーキはVブレーキ。

↑サスペンションはないが、太めのタイヤを履くことでクッション性を確保。

急勾配な坂もラクラク、軽量化のメリットもありそう

試乗では、電動アシスト非搭載のクロスバイクでは厳しい急勾配の坂でテストしましたが、無理なく登っていきました。ペダルに軽く力をかけるだけでスムーズに加速し、電動アシスト特有の違和感はほとんどありません。

また、ベルトドライブのソフトなペダリングとギアチェンジ不要のシンプルな操作のおかげで、サイクリングそのものを楽しめます。クロスバイクなので、折りたたみ自転車や小径車と比べてフレーム剛性が高く、ブレーキング時や高速走行での安心感も際立っていました。

もちろん、ギアチェンジがあったほうが楽に登坂できるかもしれませんが、あえてギアをなくすことで軽量化を実現したことの方がメリットは大きいでしょう。

↑15.3kgと軽量なためVブレーキでも制動力への不安はない。

スピードメーターにはアベレージ、マックス速度表示のほか、オドメーターとトリップメーターも搭載。バッテリー残量はハンドル左側に装備されているLEDとバッテリー本体の両方で確認できます。バッテリーにはUSBポートを装備しており、スマートフォンなどへのUSB給電にも対応しているので、スマホホルダーをハンドルに装着してナビとして使うときにも、スマホのバッテリー残量を気にすることもないでしょう。

↑ハンドル左にあるディスプレイには、アシストモードや最高速度、走行距離などが表示される。握りやすいグリップなので疲れにくい。
↑バッテリー重量は1.3kgと軽量。鍵付きでUSBポートからは給電可能。バッテリー残量も表示される。

都会の日常に溶け込む電動クロスバイクという選択肢

URBAN BELT 650は、アシスト自転車としては驚異的な軽さ、ベルト駆動による静音性、メンテナンスフリーという手軽さという都会の日常性にフォーカスした一台です。

フレームカラーはホワイト、ダークグリーン、メタルグレイ、ブロンズの4色展開。スポーティな派手さはありませんが、レトロなデザインで親しみやすく毎日使うことを前提に設計されていて、都市生活において確かな価値を持ちます。

購入前に実車を確かめたい場合は、wimoのショールームへ足を運ぶといいでしょう。中目黒にある「CASA WIMO」はライフスタイル提案型の空間で、自転車のある暮らしをイメージしながら各モデルを見られます。

さらに試乗ルートでは急勾配の坂を体験できるのが大きな特徴。一方、大宮の「BASE WIMO」はURBAN BELT 650を含む複数モデルの試乗・相談に特化した体験型ショールームで、乗り比べながら自分に合う一台を探せます。どちらも予約なしで入店、試乗できるので、気軽に立ち寄れます。気になるモデルがあればまずは試乗してみてはいかがでしょう。

↑中目黒にある「CASA WIMO」では試乗も可能。すぐ近くに急勾配の坂があるため、電動アシストのパワーを体験できます。
↑URBAN BELT 650以外にもベルトドライブの自転車、電動アシスト自転車、キッズ自転車がある。

■スペック
サイズ :全長1,750×全幅590mm/サドル高さ750〜950mm
重量:車体重量15.3kg(バッテリー1.3kgを含む)
適正身長:160cm〜
タイヤサイズ:27.5インチ(650B)、幅約4.5cm
駆動方式:ベルトドライブ式  
走行距離:走行モード1(100km)、走行モード2(70km)、走行モード3(40km)
バッテリー:リチウムイオン電池 24V10.5Ah相当(36V×7Ah=252Wh)
補助力制御:踏力比例制御方式
補助速度範囲:比例補助 0km/h以上10km/h未満、逓減補助 10km/h以上24km/h未満
電動機:ブラシレスDCモーター
充電器:スイッチング・レギュレータ式
照明装置:バッテリーランプ
盗難抑止装置:ディンプルキー式(バッテリー錠)
販売価格(税込):165,000円

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