11回1死一、二塁、戸柱恭孝のサヨナラ適時二塁打を見つめる(左から)田中将大、大勢(カメラ・中島 傑)

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◆JERAセ・リーグ DeNA2×―1巨人=延長11回=(24日・横浜)

 巨人・田中将大投手が、1失点した大勢投手を気遣ってフォローした。自身は7回途中まで8安打無失点の好投。黒田博樹氏に並ぶ日米通算203勝目の権利を持って降板したが、8回に3番手の大勢が同点に追いつかれ白星がスルリ。しかし、責任を感じたであろう後輩に、優しく声をかけた。

 「『大丈夫だ』っていうことを(伝えた)。ずっと抑えてくれていたし」

 不動のセットアッパーとして、しびれる8回を任されている大勢のプレッシャーの大きさは、ベテラン右腕もよく知っている。ここまでの大勢の奮闘に、むしろ感謝を示した。

 長いシーズン。気持ちを切りかえる大切さを、百戦錬磨の男は知っている。「とにかくチームとしてやっぱ勝ちたかったですけど、特にバッテリーはいい投球ができていると思うので。負けはしましたけど、長いシーズンなので、しっかりと踏ん張っていくことができたらなと思います」。自身の3勝目は消滅し、チームの連勝も止まったが、すぐに前を向いた。