ホルムズ海峡の機雷除去、6か月かかる可能性…「20個以上敷設」と米国防総省高官が議員に説明
【ワシントン=阿部真司】米紙ワシントン・ポストは22日、米国防総省が、イランによってホルムズ海峡に敷設された機雷の除去に6か月間かかる可能性があるとみていると報じた。
同省高官が21日、下院軍事委員会に所属する議員に非公開で説明したという。
報道によると、この高官は、海上輸送の要衝であるホルムズ海峡とその周辺に20個以上の機雷が敷設された可能性があるほか、米軍による除去作業は戦闘が終結するまでは行われない見込みだと議員に伝えた。

機雷の多くはイラン軍が小型ボートで敷設したが、一部は全地球測位システム(GPS)を使って遠隔で敷設したという。機雷の行方を特定することは難しく、海峡の安全を確保するには長期間を要するとの国防総省の認識を示したものとみられる。このため、原油価格が当面高止まりする可能性があるとしている。
トランプ大統領は17日のSNSへの投稿で、「イランは米国の支援を受け、全ての機雷を撤去したか、あるいは撤去中だ」と主張していた。国防総省のショーン・パーネル報道官は同紙に対し、報道内容は「不正確だ」と反論した。
