りくりゅう電撃引退も三浦璃来だけ競技継続の「ウルトラC」…ごく身近にも“前例”あり
今年2月のミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートペアで日本勢初の金メダルを獲得した三浦璃来(24)と木原龍一(33)の「りくりゅう」ペアが17日午前、各々のSNSで電撃的に引退を発表した。
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午後には春の園遊会に出席。天皇陛下から今後について尋ねられると、「もっとペアを知ってもらえるように、新たなことに2人で挑戦していきたいです」と木原が答えると、皇后陛下から「いかがですか」と尋ねられた三浦は「私も同じです」と応じた。
日本のフィギュアスケートは男女シングルが主流だけに、競技人口が少ないペアの普及、スケーターの育成に携わるとみられる。
連名で記したSNSでは「私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません」と断言している。ベテランの木原はともかく、まだ24歳の三浦は、ペアの選手層が薄いだけに、新たな相方とともにリンクに戻ると見るフィギュア関係者もいるという。
海外では引退を撤回して復帰するペアのスケーターは決して少なくない。実際、りくりゅうペアを指導してきたカナダ人のブルーノ・マルコット・コーチの夫人がそうだった。
カナダのペアの第1人者的存在だったミーガン・デュアメルも、2010年7月に一度はスケート靴を脱いだが、同年のオフに新パートナーが見つかり、再びリンクに。18年4月に正式に引退するまでペアを組んだエリック・ラドフォードと15、16年世界選手権連覇、14年グランプリファイナル優勝、18年平昌五輪銅メダルと実績を残した。
デュアメル氏は引退後、コーチに転身し、夫のマルコット氏とともに多くのスケーターを指導し、りくりゅうペアも多大な影響を受けている。
三浦は木原をコーチに迎えて、次回30年フランス・アルプス五輪に臨むかもしれない。
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ところで「りくりゅうペア」の金メダルの裏には、ペア結成当初からリンク内外を問わずに行われていた木原の献身があったという。いったい何が2人を頂点へと押し上げたのか。その意外な関係性とは──。●関連記事 【もっと読む】りくりゅう、木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた では、それらについて詳しく報じている。
