NHK「あさイチ」13日の放送内容を訂正し謝罪 ダウン症の書家・金澤翔子さん「書家は引退」は「誤り」
NHK「あさイチ」(月〜金曜前8・15)が14日に生放送され、13日の同番組で報じた内容について「誤りがあった」として謝罪した。
番組冒頭、MCのお笑いコンビ「博多華丸・大吉」と恒例の“朝ドラ受け”をしたあと、NHKの鈴木奈穂子アナウンサーは「ここからですね」と話を切り替え、「昨日お伝えしました『障害のある人が大人になってから』の特集の中で、誤りがありました」と報告した。
「金澤翔子さんが書家を引退とお伝えしましたが、新たな作品の制作は終了しましたが、展覧会の開催やイベントでのパフォーマンスは行っており、作家活動は継続していらっしゃるということです」と説明。「金澤翔子さん始め、関係者の方々、ファンの皆様、大変失礼いたしました」と華丸・大吉とともに頭を下げた。
13日の番組ではナレーションで「書家として第一線を歩んできた翔子さんの今、それは喫茶店のホールスタッフです。去年、書家を引退しました」と紹介され、明るく接客する翔子さんの姿が映された。翔子さんは10年前から親元を離れて1人暮らし。買い物、料理、洗濯は自分1人でこなしている様子が紹介されている。
ダウン症の書家として活躍した金澤さんは力強くダイナミックな書で国内外から高い評価を受けてきた。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では公式アートポスター制作アーティストを務めた。
今回の放送を受けて、13日、金澤さんの公式インスタグラムが「株式会社アトリエ翔子」の名義で更新され、「本日4/13(月)に放送されたNHK あさイチ番組内におきまして、金澤翔子が引退したとの誤った内容が放送されました。現在は、新たな作品制作は終了しましたが、展覧会の開催や、イベント等での揮毫(きごう)パフォーマンスは従来通り継続して作家活動を行っています」と引退を否定。「4/13(火)同番組内におきまして、お詫びと情報の訂正がございます」とし、関係者ならびにファンの皆様にはご迷惑とご心配をおかけしまして、お詫び申し上げます」と記した。
さらに、「あさイチ」の公式サイトでも「4/13(月)にお伝えした『障害のある人が大人になってから』の特集で「金澤翔子さんが書家を引退」とお伝えしましたが、誤りがありました。新たな作品の制作はやめられましたが、展覧会の開催やイベントでの揮毫パフォーマンスは続けられており、作家活動は継続されています。金澤翔子さんはじめ、関係者の方々、ファンの皆さま、大変失礼しました」と同様の謝罪を行った。

