煮汁と牛肉のうまみをまとってますますおいしく!「肉じゃが」【定番おかずの新しい作り方】


【画像で確認】より簡単でおいしい「定番おかずの新しい作り方」バリエ10品

雑誌『レタスクラブ』の読者約300人に、よりおいしく作りたいと思う定番料理をアンケートしたところ、やはり名前が挙がった「肉じゃが」。そこで、これから先、何度作っても絶対においしく作れる大事なポイントや、目からうろこの新ワザを、料理研究家・小田真規子さんに教えていただきました!

小田真規子さん


教えてくれたのは

▷小田真規子さん

料理研究家。再現しやすく食べ疲れない家庭料理をモットーに、雑誌や書籍で食の情報を発信する。『なんかおいしくないので料理をおいしくするコツ知りたいです!』(インプレス)など著書は多数。

■肉じゃが

煮汁と牛肉のうまみをまとったじゃがいもがたまらない

肉じゃが


【おいしく作る新ワザ】

1.じゃがいもは大きく切って最初に炒め、仕上げは余熱で火を通すと煮くずれしにくい!

2.牛肉は下味をつけてから炒め、やわらかさをキープ。

<材料・2〜3人分>*1人分338kcal/塩分3.5g

・牛肩ロース薄切り肉・・・ 150g

■A

 └砂糖、しょうゆ ・・・各大さじ1

・じゃがいも ・・・3〜4個(約400g)

・玉ねぎ・・・ 1個(約200g)

■B

 └しょうゆ、みりん ・・・各大さじ3

 └砂糖 ・・・大さじ1

サラダ油

<作り方>

1.牛肉に下味をつける

牛肉は6〜7cm幅に切ってAをからめ、砂糖のじゃりじゃり感が消えるまで約5分おく。

手順1  牛肉に下味をつける


脂肪が多めの肉をチョイス

煮ると脂肪が溶けてうまみが増すため、脂肪が多めのものを選んで。豚薄切り肉などを使う場合も同様です。

2.じゃがいも、玉ねぎは大きめに切る

じゃがいもはまずすべて皮をむき、大きさを大体揃えるように2〜3等分に切って、水に約5分さらして水けをきる。玉ねぎは6〜8等分のくし形切りにする。

手順2  じゃがいも、玉ねぎは大きめに切る


3.じゃがいもから炒める

鍋に油大さじ1を中火で熱し、じゃがいもを約2分炒める。玉ねぎを加えて約2分炒め、油がまわったら牛肉を広げ入れ、さらに炒める。牛肉の色が変わってきたら水3/4カップを加えてしっかり煮立て、ざっとアクを取る。

手順3 じゃがいもから炒める


4.落としぶたをして煮る

Bを加えて強火にし、煮立ったらペーパータオル1枚をぬらしてかぶせ、落としぶたにする。ふたを少しずらしてのせ、弱めの中火で12〜15分、竹串を刺してやっと通るくらいまで煮る。火から下ろし、ふたをして約10分蒸らして余熱で火を通す。

手順4 落としぶたをして煮る


みりんで煮くずれ防止

みりんがじゃがいもの表面をコーティングし、煮くずれ防止に効果的。余熱で火を通し、さらに煮くずれを防止。

* * *

肉じゃがと言えば「とにかくじっくり煮込むもの」と思い込んでいましたが、余熱を使って火を通す、というワザがあるんですね! ほくほくでうまみたっぷりのじゃがいもを、ぜひ家族みんなで味わってみてください。

レシピ考案/小田真規子 撮影/澤木央子 スタイリング/しのざきたかこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/渡辺ゆき

文=高梨奈々