3月18日放送のライオンズエクスプレスでは、前日に引き続き埼玉西武ライオンズの桑原将志選手にインタビューした模様を放送した。自身のプレースタイルである全力プレーについて訊いた。

――ベイスターズで背番号1に変えたばかりの2018年頃には「見栄えのいいプレーを意識した」と聞いていますが、間違いないですか?
桑原「はい」

――具体的に見栄えのあるプレーとはどういう意味ですか?
桑原「野球はある程度覚えたといいますか、いろいろ経験を積んできた中で、綺麗にプレーしたいという自分もいましたが、自分はチームにとってどういう存在なのかということを理解できていなかったかなと思いました。自分の追いかけるものに目を向けすぎたかなと思ったので、自分はこうだという見つめ方が間違えているというか、なりたい自分を追いかけると本来自分がどうあるべきかを見失ったような感じがしました」

――その時点で桑原さんはどうなりたいと思ったのですか?
桑原「僕もプロ野球選手なのでやはり華のあるプレーをしたいなという願望もありました」

――飛び込むプレーは華の極致だと思うのですが?
桑原「別にそれが綺麗だとかは思わないです」

――綺麗の対極にあるとしたら泥臭いプレーということですか?
桑原「ぼくはそう思います」

――それが桑原将志のやるべきプレー?
桑原「僕はそういうプレースタイルしかこの世界で生きていけないですし、それでしかチームに貢献できないなと思ったので、ユニフォームの脱ぐまではその気持ちで頑張りたいなと思います」

――体への衝撃は相当なものですよね?
桑原「そんなこと考えて野球やってないです。そういう考えだったらユニフォームを脱ぐので、体どうこうよりはチームのためにベストを尽くす。全力を尽くさないことにはプロじゃないので、自分の体どうこうではないと思います」

――入団会見ときにベルーナドームの夏の暑さがことさら取り上げられることに対してきっぱり「全く気にならない」と断言していました。「プロである以上環境のせいにしてパフォーマンスや結果が出せないのは言い訳」と言っていました。この時点で既にライオンズの選手たちに喝をいれたのではないですか?
桑原「僕もあのあと家に帰ってから、自分自身もその年熱中症に1回なっているし、コメントを間違えたかなと思いました。記者の方に、『FA移籍するにあたってそういう環境面を考慮されなかったのですか』といった質問をされたと思います。それに対して、プロである以上は環境のせいにするのはどうかと思うので、そういうことが出たのですが、やはり体調面はもちろん大事ですし、夏場がしんどいのはみんなしんどいので、そこは向き合うしかないですし、その中で自分がどうベストを尽くすかというところだと思います。もちろん体調面に気をつけながらですけど」

――西口文也監督からこうしてほしいというリクエストは出ていますか?
桑原「監督とも連絡や会話もさせてもらっていますが、『よそから来たとかじゃなくて、今まで通りの桑原くんらしさを出して頑張ってほしい』と言われているので、本当にありがたいです」

――マスコットと一緒にダンスをすることも十分にあり得る?
桑原「全然ないと思います(笑)。それはわからないです」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー