Image: Adriano Contreras/Gizmodo US

昨年末からMetaの予算カット・人員削減の噂は出ていましたが、早々に現実となりました。

MetaのXR/VR部門であるReality Labsが10%の人員削減を実施。およそ1,500人がMetaから離れることになります。

数年で700億ドル溶かした。XR/VR部門の実情

Reality Labsの人員削減は驚くことではありません。以前から莫大な予算喰い部署だったからです。今の投資が数年後には化けるという思惑があってのことだったのでしょうが、計画どおりにはいかず。ここ数年で、700億ドルほどを溶かしたとかなんとか…。

Metaが好調だと自信を見せるスマートグラスやAI開発に予算を割くには、まずReality Labsの整理整頓&引き締めからというのは、誰が聞いても納得する話ではあります。

なにより大きいのは、ゲーム業界への影響

Image: Adriano Contreras/Gizmodo US

VRといえば、やはり主力はゲーム。バーチャル世界の「Horizon Worlds」はどうにもパッとしませんし、VRでの映画やドラマも、ゲームほどはいつまでたっても盛り上がりをみせません。

VRゲームヘッドセットとして、Quest 3とQuest 3Sは、売上はともかくとして成功を収めていると言っていいでしょう(強みとなったのは、Xboxクラウドゲームのバーチャルスクリーン)。ですが、人員削減でQuestのアップデートや後継機種に影響が出るのは不可避。

ただし、それだけではありません。Reality Labsの人員削減は、Questハードの開発だけでなく、VRゲーム開発にも影響します。

Meta傘下にはVRゲームスタジオがありますが、報道では、今回の人員削減にあわせてMeta傘下の3社が閉鎖されるといいます。アクションRPG『Asgard's Wrath 2』などを制作するSanzaru Games、VR版デッドプールを手がけたTwisted Pixel、そして、VR版『バイオハザード4』のArmature Studioの3社。VRゲームとしてはメジャーなタイトルを制作する会社であり、業界の主力となるゲーム会社です。

VRヘッドセットがゲーム端末として成功しているのは、プレイできるVRゲームがあるからこそ。Quest、急激に不安になってきましたね…。

今年のCESで見かけた軽量化VRヘッドセットDream Airなど、業界の流れは今後、また新たなプロダクトにシフトしていくのかもしれません。

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