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銀行窓口での小さな違和感が、現金200万円を狙った投資詐欺を防ぎました。

【写真を見る】銀行窓口で小さな違和感…若手行員が説得 来店客は「元日銀総裁からの投資話」を信じていた

大分銀行下郡支店・滝尾支店に勤務する國廣みなみさん(24)は今年7月、窓口で70代の女性客から現金200万円の振り込み依頼を受けました。

ところが、振込用紙の送り主欄にはカタカナのみ記載され、漢字は空欄のままでした。

違和感を感じた國廣さんが詳しく確認すると、女性客は「相手は直接知らないが息子の会社の人で、詐欺ではない大丈夫」と繰り返し説明。國廣さんは約30分かけて説得し、上司に相談して警察へ通報しました。

警察の調べで、女性はインターネット広告から投資サイトにアクセスし、元日本銀行総裁を名乗る人物とLINEでやり取り。その後、指定口座に200万円を振り込むよう指示されていたことが分かりました。

國廣さん:
「詐欺だと思わず、信じ切った状態で来店していたので、丁寧に話を聞いて説得しました。窓口に来ていただいたお客さんとの関係づくりが防止につながり、お客さんにとっても良い結果になると思っています」

女性は後日支店を訪れ、「当時は投資話を信じていましたが、家に帰って詐欺だと気づきました。今後もこの支店を利用します。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝えました。

3日、國廣さんには警察から感謝状が贈られました。

大分中央署の萩尾伸司署長は「積極的に声をかけ、詐欺被害の未然防止に貢献し感謝しています。引き続き協力いただき、県民の財産を守ってほしい」と称えました。