「“役者”って感じ」決勝弾の杉本健勇に、市原吏音も感服「立場が苦しくなっても、ずっと真面目にやっていました」【RB大宮】
値千金の決勝弾をマークしたのがFW杉本健勇だ。
80分に4−4−2の左サイドハーフで投入されると、そのわずか5分後だ。DF市原吏音から繋いだパス回しに自身も関与し、その後にペナルティアーク付近でFW藤井一志からラストパスを受ける。そこから、さらに切れ込んで左足を振り抜き、ゴール左上に突き刺した。
持ち前の高い技術を発揮して勝利の立役者になった杉本は、しかし厳しい状況にも直面していた。なかなか目に見える結果を出せず、ここ1か月はスタメンから外れていた。
それでも、32歳のアタッカーは真摯にサッカーに打ち込んでいたようだ。市原は、こう証言する。
「なかなか点が取れていなくて、出場時間も減って。立場が苦しくなっても、ずっと練習を真面目にやっていました。ベテランの選手が一生懸命トレーニングに取り組むと、チームの士気が上がるし、苦しい時を乗り越えられると思います」
続けて「自分のことのように嬉しいですし、“役者”って感じです」と述べた。
熊本戦の勝利で勝点を47に伸ばし、暫定でJ1昇格プレーオフ圏内の3位に浮上した大宮。ここまでリーグ戦で3得点の杉本が量産態勢に入れば、2017年以来のJ1復帰にまた一歩、近づくのではないか。そう期待せずにはいられない。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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