インドネシア戦でA代表デビューした佐藤は何を感じたか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 2025年6月10日、北中米ワールドカップのアジア最終予選の最終節で日本はインドネシアと対戦。ベンチスタートだった18歳の佐藤龍之介は前半、「素晴らしい攻撃が多くて、正直、見惚れてしまった部分もあった」。自分が入ったらどうすべきか、そうしたイメージを膨らませながら69分、久保建英と入れ替わる形で佐藤はピッチに立った。

 任されたポジションは3−4−2−1システムの右ウイングバック。「インパクトを残したくて。自分の特長を出したい」と意気込んだが、結果はノーゴールに終わった。「ウイングバックはゴール前に入っていくポジションではない」と理解していたとはいえ、「ゴールは狙っていた」。

 A代表デビューという“この第一歩”をどう繋げていきたいか。記者のひとりにそう問われた佐藤は「もっともっと成長しないといけない」と語った。

「足りないところが多いと感じたので、それを忘れずに自チームに帰って埋めていきたいです」
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 なぜそのような感情を抱いたのか。どの選手を見てそう感じたのか。佐藤の答は明確だった。

「久保選手、鎌田(大地)選手、攻撃陣の選手、クオリティを出していて、ヨーロッパでも第一線で活躍しているので。良い目標じゃないですけど、良い基準になりました」

 刺激が多かったA代表の経験を経て、佐藤はここからどんな成長曲線を描くのか。興味深く見守りたい。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)