<夫に感謝>姑「はぁ、またハズレなのね」病室で生まれたばかりの次女に暴言 → 夫が怒り爆発!
後継ぎが欲しいという理由で、お姑さんから男の子を産めというプレッシャーをかけられた経験のある人もいるのではないでしょうか。しかし親にとっては男の子も女の子もかわいい我が子ですよね。今回は姑の「男産め」プレッシャーに苦労した経験のある筆者の知人、Aさんのお話です。
第二子を出産
Aさんは当時、第二子である女の赤ちゃんを出産したばかりでした。
上の子も女の子なので、Aさん夫婦は「2人にお揃いのかわいい服を沢山着せたいね」と生まれる前から楽しみにしていました。
「お義母さんには連絡したの?」
Aさんが旦那さんに尋ねると、旦那さんは渋い顔で「一応……」と答えました。
実は旦那さんのお母さんとAさんは、上の子が生まれた時からあまり関係が良好ではありません。
後継ぎが欲しいお姑さんはAさんが第一子を出産した直後に病院にやってきて、顔をちらっと見て「次は男の子お願いね」と言い放ったため、その時から少し疎遠になっているのです。
お姑さんがやってきて……
「生まれたのね! で、どっち?」
子どもの性別を伝えていなかったので、病室にやってくるなりお姑さんはそう尋ねます。
やっぱりか、と思いながら、Aさんは「女の子です」と伝えて赤ちゃんの顔を見せました。
「またハズレ!? 次は男の子お願いって言ったじゃない!」
お姑さんは赤ちゃんの顔も見ずにそう言いました。
「早く当たりを産んでよね、後継ぎを産まないなんて、嫁失格って言われるわよ」
「そんな……」
Aさんは赤ちゃんを抱いたまま黙り込みました。するといきなり病室のドアが開き、旦那さんが上の子の手を引いて飛び込んできたのです。
「あのなあ母さん! 子どもはクジ引きじゃないんだよ、当たりはずれなんてない! うちの子は男女関係なく、俺の宝物なんだからな!!!」
どうやらドアの外で聞いていたらしく、子どもたちにメロメロの旦那さんは大激怒。お姑さんに詰め寄り、すぐに病室から追い出してしまいました。
その後Aさんの2人の女の子はすくすくと育っていますが、あれから一度もお姑さんには会わせていないとのことです。
女性でも後継ぎにはなれますし、男の子でも女の子でもかわいい子どもには変わりありません。女の子が生まれたことは決してハズレではありませんよね。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。