犬の知能には個体差がある

犬が知能の高い動物だということは有名ですが、全ての犬が同じ賢さという訳ではありません。

犬の知能には個体差があり、たとえ同じ犬種でも犬にはそれぞれ能力に差があるといわれています。

他の犬と愛犬の賢さを比べて落ち込んでしまう飼い主さんも中にはいるかもしれませんが、しつけをする時は他の犬と愛犬を比べたりせず、愛犬の知能に合わせたペースでしつけることが大切です。

犬の「知能を測る」方法とは

他の犬と比べる必要はないと思っていても、「うちの犬ってどれくらい賢いんだろう?」と気になることってありますよね。

そこで今回は、犬の「知能を測る方法」をご紹介します。

今回ご紹介する方法を実施するにあたり、以下のアイテムを準備しましょう。

おやつ ストップウォッチ 空き缶 大きめのタオル 小さめのタオル 穴が開いた段ボール 犬の頭は入らず、前足は入る高さの「低い台」

必要な物が準備できたら、愛犬とゲーム感覚でやってみてくださいね。

短期記憶テスト

まずは、犬の短期記憶を測るテストをやってみましょう。

手順は以下のとおりです。

犬にマテをさせる 犬の目の前でおやつを部屋の隅に置く 「ヨシ」と声をかける 犬がおやつに何秒でたどり着いたかタイムを測る

すぐにおやつを取りに行ったり、おやつのニオイを嗅ぎならも素早く辿りつけた犬は短期記憶の能力に優れています。

ニオイを嗅いで45秒以内に辿り着いた犬は「普通」レベル、一方45秒経ってもおやつに辿り着かなかったり、一切おやつに興味を示さない犬は「短期記憶が苦手」と判断される可能性があります。

長期記憶テスト

短期記憶テストが終わったら、続いて長期記憶テストをやってみましょう。

犬の目の前でおやつを短期記憶テストとは別の隅に置く 犬を別室へ連れて行き5分ほど遊ばせる 元の部屋(おやつがある部屋)へ戻す< 犬がおやつに何秒でたどり着いたかタイムを測る

すぐにおやつを取りに行ったり、短期記憶テストで置いた隅に行った後に正解に辿り着いた犬は長期記憶に優れています。

おやつのニオイを嗅ぎまわって45秒以内に辿り着いた犬は普通、45秒経ってもおやつに辿り着かない、おやつに興味を示さない犬は長期記憶は不得意だと考えられます。

問題解決能力テスト

問題解決能力を測定するには、次の3つをテストしてみましょう。

犬の目の前で空き缶の下におやつを隠し、15秒以内に取り出せるか 犬に大きめのタオルを嗅がせてから頭に被せ、30秒以内に振り払えるか 犬の目の前で小さめのタオルを床に置いたおやつに被せ、30秒以内に取り出せるか

これらが全てクリアできた犬は、問題解決能力に優れています。

処置能力テスト

処置能力を調べるには、以下のテストをやってみましょう。

低い台の下におやつを置いて3分以内に取り出せるか 穴の開いた段ボール越しにおやつを見せ、30秒以内に段ボールを避けておやつを取りに来られるか

両方クリアできた犬は処置能力に優れていることが分かります。

言葉を理解する能力テスト

最後に、犬が飼い主の言葉を理解しているかどうかテストしてみましょう。

犬に次の言葉を順番に言って反応を見てください。

「冷蔵庫」 「映画」 「(犬の名前)」または「オイデ」 「(犬の名前)」または「オイデ」

1や2で反応した犬は、あまり飼い主の言葉を理解していないかもしれません。

一方、3や4で反応した犬は言葉をよく理解しているといえるでしょう。特に、3ですぐに飼い主さんの元へ来た犬は、自分が呼ばれていることを完全に理解しているはずです。

まとめ

テストの結果は犬の集中度やコンディション、テストをやる環境によっても左右されますので、もし結果が悪くても落ち込まないようにしましょう。

「結果が悪いとダメな犬」なんてことは絶対にありませんので、愛犬とゲーム感覚で一緒に楽しんでください。

また、今回ご紹介した犬の知能テストの方法は簡易的なものですので、もっと詳しくやり方や結果を知りたい方は「犬 IQテスト」などで検索してみてくださいね。