台湾生まれの日本人男性 引き揚げ後初めて母校・麻豆小学校跡地を訪問
同地を訪問したのは、今年92歳になる新元久さん。台南市政府が18日に発表した報道資料によると、台湾総督府鉄道部長だった新元鹿之助を祖父に、サトウキビ栽培の専門家として明治製糖の本社で働いていた新元八通雄を父親に持つ。麻豆で生まれ、麻豆小学校では3年生まで過ごした。
また昨年出版された本には、新元さんの入学式当日に撮影されたとみられる写真が掲載されていた。中には新元さんの母親の姿もあった。
鹿之助は1923(大正12)年、当時皇太子だった昭和天皇による台湾行啓(ぎょうけい)にも付き添ったとされる。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会によれば、新元さんは今回の訪台で台湾鉄路管理局に保存されている皇室用客車も見学したという。
(張栄祥/編集:齊藤啓介)
