中森明菜(1984年、メガロポリス音楽祭にて)

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「相変わらず囁くような小声だけど、明菜ちゃんの元気そうな様子が伝わってきたのでよかった。でも、食事は1日1回って……大丈夫かな」(ファンの女性)

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 5月1日でデビュー41周年を迎える中森明菜。長らく表舞台から姿を消していたが、昨年から新たな動きが活発化している。

 冒頭の女性が語るのは、明菜が昨年末に立ち上げたファンクラブ限定で公開された“ラジオ番組”について。

「3月にファンクラブの会員ページでオンラインのラジオをスタートさせるという案内があり、明菜ちゃんに向けた質問を募集し始めたんです。私もさっそくメッセージを送ったんですが、読まれなくて少し残念でした……」(同・ファンの女性)

 一歩ずつ復帰への歩みを進める明菜。4月28日からはデジタルリマスターされた過去のライブ映像が映画館で公開される。

「公開されるのは1998年に行われた明菜さんのアニバーサリーライブの映像。昨年にNHKでこのライブ映像が放送されて、大きな話題になりました。ただ、新しいのはライブ映像が映画館で公開されるということと、最後に本人の“生声”があるぐらい。今後のための資金集めなのかな……とも勘ぐってしまいます」(音楽業界関係者)

 ファンに向けて、どんなメッセージを届けるのか楽しみだけど、ひと足先に公開したラジオでは、何を語ったのか─。前出のファンの女性が話す。

「ラジオでは、明菜ちゃんの食事に関する質問が多かったですね。やっぱりみんな心配しているんだなって感じました(笑)。過去には、食事にタバスコ1瓶かけたとか、お酒を飲みすぎているような話もありましたから……。でも今は大豆を使った食品が特に好きだって。昔はお菓子が大好きだったけど、最近はあまり食べないみたい」

『白いバラ』が示す明菜の深層

 ほかには?

「デビュー当初に住んだ麻布十番で、ファンに追いかけまわされた思い出なんかも語っていました。好きな花についての質問では“子どものころは『カスミソウ』が好きだったけど、おばさんになってからは『カサブランカ』や『白バラ』が好き”って話していましたよ。還暦近いのは確かだけど、自分で“おばさん”って言ったのには、ビックリ(笑)。けど、そんな飾らない明菜ちゃんも素敵です」

 ファンクラブ会員でラジオを聴いたという、ある芸能リポーターはこんなことを話す。

「彼女が挙げた『カスミソウ』や『白バラ』は“純粋”や“純潔”という花言葉を持っています。『少女A』ではツッパリ風のイメージに、明菜が強い拒否反応を示したのは有名な話。彼女としてはデビュー曲の『スローモーション』のような清廉なイメージでやっていきたかった。

 そんな心の奥にある思いは、デビューした16歳のときから変わっていないんだと感じました」

 以前と変わらない、明菜の姿が見られる日が楽しみだ!