Twitterに投稿された1枚の写真。なんの変哲もないおしぼりの上には、生レモンの輪切りが1枚添えられています。

 何かの間違いかと思いきや、これにはちゃんとした理由があるようで……。投稿者のきぽめ|毎日を楽しくさん(以下、きぽめさん)に話を聞きました。

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■ 趣のある料理旅館でのできごと

 この写真は、きぽめさんが春休みの親子旅行で、ある料理旅館を訪れた際に撮影した1枚。江戸時代の蔵を改装した客室や日本庭園に面した夕食会場に加えて、チェックインの際にはおしぼりの上に葉が添えてあるなど細やかなおもてなしがたくさんあったそうです。

 夕食のデザートとともに、運ばれてきた「生レモンがのったおしぼり」。小学2年生の娘さんに「これ食べてもいいの?」と聞かれ「多分ダメだと思う」ときぽめさん。とはいえどうしたものかと考えあぐねていると「今日は魚料理が多かったので」と仲居さん。

 「レモンを触ってから手を拭いていただくと、ニオイが消えますので」といって渡されたそうです。

■ レモンの消臭効果により、手から魚臭さが消える

 この日の夕食は、鯛のお造りや鰆のしゃぶしゃぶなど、手を使って食べる料理は無かったものの魚料理が中心で、手にはかすかに魚のニオイがついていたとのこと。

 仲居さんに言われたとおりに、レモンを触って手を拭くと、手からは魚臭さが消えていたのだとか。

 調べてみると、レモンには消臭効果があるため、レモンの汁を手につけることで嫌なニオイがとれるそうです。

■ 「生レモンがのったおしぼり」に娘さんがとった行動とは

 「これ食べていいの?」と尋ねた娘さんは、普段からレモンが大好き。おしぼりの上のレモンをかじり、「あー、レモンめっちゃおいしい!さっぱりするー!」と満足そうにしていたそうです。

<記事化協力>
きぽめ|毎日を楽しくさん(@sakurahanae3)

(一柳ひとみ)