タービンブローとは?起きる前の前兆から起きた時の症状や原因まで
タービンブローとは?
■タービンブローを起こしたタービン
タービンブローしやがった笑 pic.twitter.com/1nM0y7lgJr- 三参八零心愚 (@338Racing) 2016年2月23日
タービンブローとは、エンジンのターボチャージャーが壊れることです。
ターボチャージャーが壊れると、自走することはできますが、ブーストが掛けられなくなるので、車本来の出力を出すことができません。原因には、エンジンオイルの劣化や不足による焼き付きや、異物吸入、ブーストのかけ過ぎによるタービンの羽根の破損等があります。
この記事では、タービンブローが起きる前兆や起きた時の症状、その原因と対策まで紹介しています。
タービンブローの前兆とは?
■タービンブローを起こしている動画
タービンブローが起きる前兆には、以下の症状があります。
エンジンからの異音 エンジンオイルの消費量が異常に早い マフラーからの白煙これらの症状がある場合、タービンブローを起こす直前か、すでに起こしている場合があるので、注意が必要です。
タービンブローの症状とは?
■タービンブローにより出力が上がらない車
タービンブローの具体的な症状は、エンジン出力の低下です。どんなにアクセルを踏み込んでも、一定以上のスピードが出ず、加速もできません。
タービンの羽根が破損して、部品がエンジン内部に吸い込まれてしまった場合、走行することもできなくなってしまう場合があります。
また、前述の通りエンジンからの異音やマフラーからの白煙は、前兆であり症状でもあるので、何かおかしいと思ったらタービンブローを疑いましょう。
タービンブローの原因とは?
■破損したタービンシャフトとタービンの羽
タービンブローの主な原因は、エンジンオイルのメンテナンス不足にあります。
エンジンオイルが足りないと、タービンのシャフトは潤滑不良による摩擦熱でたちまち高温になり、焼き付きを起こしてしまいます。また、エンジンオイルに汚れやゴミが混入していると、オイル詰まりを起こしてタービンが正常に作動しなくなってしまいます。
ほかには、ターボチャージャーへの異物混入による部品の破損や、ブーストの掛け過ぎといったことも原因として挙げられます。
タービンブローへの対策は?
タービンブローを未然に防ぐための最も効果的な対策は、エンジンオイルの交換です。エンジンオイルの容量が適切で汚れていなければ、焼き付きやオイル詰まりを起こすことも無くなり、タービンブローを起こす可能性も格段に下がります。
また、エンジンオイルの定期的なメンテナンスを行っていれば、エンジンを常に万全な状態で動かすことができ、出力の安定や燃費向上にも繋がります。
ターボチャージャーを搭載している車の場合、走行距離5,000kmか6ヶ月毎が交換の目安なので、覚えておきましょう。
ブーストの掛け過ぎもターボチャージャーやエンジンへの負荷を強め、タービンブローに繋がるので、法定速度を守って安全に運転するようにしましょう。
タービンブローの修理費用は?
タービンブローを起こした場合、ターボーチャージャーの修理費用の相場は8万円から12万円ほどです。
メーカー保証に入っているなら無料で修理してもらうことができますが、エンジンに何らかの改造を施していた場合、保証の対象外となってしまうので注意しましょう。
車の定期点検は忘れずに!
タービンブローの前兆と症状、その原因と対策方法はいかがでしたか。
タービンブローを防ぐためにまず大切なのは、タービンブローの前兆を確認してから慌てて対応するのではなく、日頃の点検を怠らないことです。
前述したように、タービンブローの修理は比較的高額ですので、点検により故障を回避できるに越したことはありません。愛車の日常点検ができていれば、タービンブローに限らず、愛車の様々な不調を未然に防ぎ、発見することもできます。
愛車の点検は車検の時期だけでなく、定期的に行うようにしましょう。
・ブローオフバルブを取り付けると車検に通らない?
・最近の軽自動車のチューンは難しい?ホンダ S07A型エンジンの魅力
・ガスケット抜けが発生する原因と対策!取り付け時の注意点についても
