「黒豹旗」準々決勝で好投した徐翔聖

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(台北中央社)台湾の高校野球大会「黒豹旗」は2日、北部・桃園市で準々決勝が行われ、北部・新北市の鶯歌高級工商職業学校が北部・台北市の大理高級中学を2−0で破った。先発した鶯歌工商2年生の徐翔聖投手は6回まで投げて1安打無失点に抑え、5奪三振するなど好投した。

徐は台湾人の父親と日本人の母親を持つ。台湾で生まれたが幼稚園生の頃には日本で暮らし、阪神タイガースファンだった母親の影響で野球に興味を抱いた。憧れの選手は阪神やメジャーリーグで活躍した藤川球児さんだ。

この日は140キロの速球も飛び出した。鶯歌工商の王伝家監督は、徐の投球は悪くなかったとコメント。改善の余地があるとしながらも、強風の中でも投げられたことを高く評価した。

また最近は成長が著しく、さらに速い球が投げられるようコーチ陣が体の強化をサポート。目標は143〜145キロで、平均球速は138〜140キロだと話した。

徐は試合後、変化球がうまく投げられず、ストレート中心だったと振り返り、コントロールの大切さが分かったと語った。今後については日本へ進学して野球を続けることも視野に入れているものの、まだ決めていないという。

(謝静雯/編集:齊藤啓介)