キム・ハヌル(左)ら友人が見守るなかチェ・ナヨンが現役生活にピリオドを打った(撮影:GettyImages)

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<BMW女子選手権 最終日◇23日◇オークバレーCC(韓国)◇6726ヤード・パー72>
韓国女子ゴルフの一時代を築いたチェ・ナヨン(韓国)が、15年間のプロ生活にピリオドを打った。母国で行われた米国女子ツアーの「BMW女子選手権」を最終日まで戦い、現役生活の最後を飾った。
2010年には米ツアー賞金女王に輝き、12年には「全米女子オープン」も制した。端正なルックスと正確なショット力を武器に米ツアー9勝。若手の目標の一人でもあるスターの引退に、大勢のファンが詰めかけ、涙した。
涙が止まらないのはナヨンも同じ。「18番はずっと泣いていた。最後のパットはかすんで見えなかった」。ホールアウトすると、万雷の拍手と大声援、そして親友たちが駆けつけた。
「友人たちの支えがあったからここまで来られた。つらい時期もあったけど互いに支え合うことができた」。その言葉通り朴仁妃(インビー・パーク)、昨年日本ツアーからも撤退したキム・ハヌル、ユ・ソヨン、ダニエル・カン(米国)らがナヨン最後の勇姿を見送った。
インビー、ハヌルはソウルから駆けつけた。海外からのファンも足を運んだ。抱き合い、喜び、悲しむ時間が最終ホールでの感動を呼ぶ。
「これで4時とか5時に起きなくてもよくなった」と笑う。これまでの激闘を振り返り、さびしそうな笑顔を見せたナヨン。きっとしばらくは早朝に目が覚めてしまうのだろう。(文・高桑均)
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