文化施設として生まれ変わった台北市の歴史建築「青雲閣」=同市政府提供

写真拡大

(台北中央社)日本統治時代に遊郭があった北部・台北市万華区に残る歴史建築「青雲閣」が修復工事を終え、20日に文化施設としてオープンした。台北市政府文化局は、かつて社会のタブーとされた性産業の歴史を適切に保存し、台北の多様性に富んだ文化の一部にしたと価値をアピールした。

建物は2014年に解体の危機に直面したが、市が暫定古跡に登録。一部が取り壊される事態に見舞われたものの、その後歴史建築となり、3000万台湾元(約1億3800万円)以上を投じて修復された。

同局によると、華やかな装飾が施された洗い出しの外壁、貝殻や玉ネギのようなデザインの窓枠などは他の地域ではあまり見られない様式で、優雅な雰囲気が感じられ、修復チームが写真や残された建材などを基に再現したという。

今後は展示や撮影、集会会場などとして活用する方針で、夜間にはライトアップも行われる。

(編集:齊藤啓介)