原英莉花が意識した“青の炎” 冷静さと直感で呼び寄せた首位発進
原英莉花が8月の「ニトリレディス」以来の首位発進を決めた。奪ったバーディ8つでボギーが1つの7アンダー・首位タイ。「65」は今季の自己ベストタイだ。
「終始ティショットが安定していて、フェアウェイからセカンドショットを打つことができ、グリーンをしっかりとらえることができました。パッティングもチャンスで決まってくれて、流れを作ることができました」
この数試合、ショットの調子はよかったのだが、パッティングがイメージとかみ合っていなかった。だが、今大会の練習日にひらめきがあったのだという。
「オデッセイのツノ型マレットタイプのヘッドにパターを変えました。グリップは太いスーパーストロークで急きょ作ってもらったんです。昨年も使ったことのあるタイプなんですが、あの感じがいいんじゃないかと直感で決めました。きょうは出球が安定していました」
新しく投入したパターは、『オデッセイ ホワイトホット OG♯7』のストロークラボシャフト。スチールのシャフトもテストして、転がりがよかったストロークラボシャフトを選んだという。
前週の「富士通レディース」では感覚が悪くて、「いいところをみつけられなかった」が、急きょ思いついてパターを替えたのが功を奏した。「パッティングがいいと、ショットの調子も上がってくる」と話したとおり、終始フェアウェイをキープして流れを作ることができた。
師匠のジャンボ尾崎からは「いつになったら5アンダーのプレーを2日連続で出すんだ? 今年中に見せてくれよ」と言われていたという。その檄(げき)にあすは応えられそうだ。
「今シーズンも残り試合数が少なくなってきて、優勝したいという気持ちは高まっています。いいスタートが切れたので、4日間の流れにつなげていきたいです」と、力強く話した。
残り3日間、どこまで冷静にプレー出来るか。「きょうは青い炎を意識してプレーしていました。自分の熱量を一定にしておくことがいいと考えているので、赤じゃなくて青です」。冷静さと直感が、原のゴルフをさらなる高みに押し上げる。(文・河合昌浩)
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