台湾代表の徐詩媛さん、コーヒー抽出技術の世界大会で優勝 挫折乗り越え快挙つかむ
徐さんがコーヒーの世界に足を踏み入れたのは6年前の2016年。コーヒーに興味を持つようになったきっかけは、職業訓練に参加したことだった。同じやり方でも、入れる人が違えば味が変わることを知り、コーヒーに魅了された。
優勝者の発表当時、前日に予選を終えたばかりだったため、すでに疲れ果てた状態だった。自身の優勝が分かった瞬間、頭が真っ白になり、仲間を見つめながら「本当に私なの」と半信半疑だったという。徐さんの同大会出場は2019年以来2度目。
今回の優勝は自身にとってある種の評価であり、試練でもあったと徐さんは話す。新型コロナウイルスの影響で準備期間が長く、各国の代表は強者ぞろいだった。それに加え、競技用のコーヒー豆の入手のタイミングも以前より難しく、まず先に抽出の概念を組み立てることで、豆に応じた調整の方法を考えていたという。
(余暁涵/編集:名切千絵)
