PDFやWordのレイアウトを保ったままAI自動翻訳できる「Translation Hub」をGoogleが発表

Googleが、PDFやMicrosoft Officeで作成したファイルに対応する自動翻訳サービス「Translation Hub」を発表しました。Translation HubはGoogleのクラウドコンピューティングサービス「Google Cloud」の一部として提供されており、日本語を含む135言語のファイルをレイアウトを保ったまま翻訳可能です。
Translation Hub | Google Cloud
Google AI Agents: translation, documents, contact centers | Google Cloud Blog
https://cloud.google.com/blog/products/ai-machine-learning/google-ai-agents-translation-documents-contact-centers
Translation Hubでは、PDFファイルに加えてWordやPowerPointなどのMicrosoft Office製品で作成したファイルも翻訳可能です。以下の画像は左側がオリジナル版で、右側が翻訳版。翻訳後のファイルでもレイアウトが保たれていることが分かります。

翻訳にミスがある場合は、手動で修正することも可能。Googleは「Translation Hubを用いると、研究者は調査結果を即座に世界中に公開できるようになり、商品やサービスのプロバイダーは新たな市場に参入できるようになります。また、公共部門の管理者はより多くコミュニティに連絡できるようになります」と述べています。

また、Translation Hubを先行利用していた材料科学メーカーのエイブリィ・デニソンでは、3カ月でドキュメントの翻訳ページ数が7倍に増え、翻訳コストは90%削減できたとのこと。エイブリィ・デニソンのデジタルイノベーション責任者であるムラリ・ネイサン氏は「Translation Hubは、従業員の一体感も高めました。英語の習熟度の差は障壁でなくなり、従業員は母国語で自己表現できるようになりました」と述べてTranslation Hubの有用性をアピールしています。
