“配属ガチャ”経験を語る20代女性 「当たりなら毎日イキイキ」「ハズレだと飲み会の席でセクハラされたり」

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職場にはさまざまな人がいて、残念ながら自分で選べることはほとんどない。静岡県に住む20代後半の女性(公務員/年収350万円)は、“配属ガチャ”の重要性について経験を踏まえて語った。(文:谷城ヤエ)

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「配属ガチャに当たった時は毎日イキイキしていました」

異動がつきものの公務員として働く女性。「配属ガチャに当たった時」のことを、こう明かす。

「業務を学べるし優しい先輩が多いし、仕事を効率的にやろうとするから無駄な残業もなく、毎日イキイキしていました。上司も何かあると相談に乗ってくださる方でした」

「飲み会も節度があり、楽しかったです。雑談も常識のある雑談で皆で和気藹々と節度を保って仕事ができました」

配属ガチャが当たれば人間関係も良好のようだ。一方でハズレの場合も経験があるようで、「配属ガチャにはずれた際は最悪」だと語る。

女性が配属された部署には、

「業務中に他の部署の人を呼んで、お菓子を買ってお茶会をしてる先輩」「メルカリの取引をやる先輩」

がいたという。さらに「業務中に外のパン屋さんに行って、家で食べる用のパンを10個くらい買って鞄に詰めてる先輩」もいたそうだ。他にも

「外で履くほうではなく、職場内で動きやすくするために履いている靴があるんですが、それを履いていると生意気と言われたり、1人だけ送別会に呼ばれなかったり、飲み会の席ではセクハラや頭を強く叩く等ありました」

仕事をサボる上司がいたり、理不尽に怒られたりする等、ストレスの要因になるものが多かったようだ。

「業務での間違いも多く、少し言葉を添えて注意すると、なぜかお怒り。怒りたいのはそんな態度で仕事をされて税金を払ってる市民の方では?と思いました。もちろん私もお怒りですけど」「試験を受けて頑張って公務員になったのにやる気が失われました」

と女性は不満を綴った。希望の職種でも人間関係が悪ければ「ハズレ」になってしまうのかもしれない。