台湾各地の活断層=faultnew.moeacgs.gov.twから

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(台北中央社)東部・台東を震源とするマグニチュード(M)6.8の地震発生を受け、断層が密集する南部・嘉義や台南の一帯で今後大地震が発生する可能性が専門家から指摘されている。中央気象局地震観測センターは20日、嘉義、台南の人口密集地域に分布する約10の断層のうち、3、4つが特に注意が必要だとし、同地域は「監視の重点中の重点」だと説明した。

同センターの陳国昌主任は嘉義や台南一帯について、断層が密集している上に横ずれが長い間発生しておらず、蓄積されたエネルギーは非常に大きいと指摘。顕著な変化があれば、大地震の前兆があるかどうかについて検討していくとした。特に注意が必要な断層の具体的な場所については、人々の恐怖をあおりかねないとして言及を避けた。

また、台北地域の「山脚断層」については、同断層は正断層であり、随時引っ張られており、危険性や脅威性は比較的低いと説明。大地震の発生にはかなりの長い時間の蓄積が必要だとした。同断層は新北市樹林から北北東の同金山まで2つに分かれて伸びている。

(張雄風/編集:名切千絵)