音楽会に出席した曽文恵さん(左)。中央は次女の李安妮さん=李登輝基金会提供

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(台北中央社)李登輝(りとうき)元総統の台日関係への貢献をたたえる音楽会「台日友好:2022年李登輝紀念音楽会」が13日、台北市の国家音楽ホールで開かれた。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の泉裕泰台北事務所代表(大使に相当)は書面でのあいさつで、日本と台湾というかけがえのない友人同士が今後も手を取り合って輝かしい未来に向かっていけるよう期待を寄せた。

音楽会は李登輝基金会が主催、日本台湾交流協会台北事務所が協力した。中華民国(台湾)と日本が1972年に断交してから今年で50年になることから、両国の友好関係のさらなる深化を願って企画された。

室内合唱団フォルモサ・シンガーズ(福爾摩沙合唱団)が出演し、李氏が生前好んでいた「千の風になって」や歌詞に台湾の要素が多く含まれた名曲「美麗島」などを披露した。また、7月に凶弾に倒れた安倍晋三元首相の台日関係への貢献に感謝の思いを込め、「花は咲く」が安倍氏にささげられた。

音楽会には泉氏の他、李永得(りえいとく)文化部長(文化相)や林志嘉(りんしか)立法院(国会)秘書長など政界関係者も多く出席した。李氏の夫人の曽文恵さんも家族や看護師の付き添いの下で来場した。

(葉素萍/編集:名切千絵)