近年、中国の若者の間で「国潮」と呼ばれる国産品ブームが起きているが、それでも一眼レフカメラなど一部の製品に関しては、いまだに日本製品の独断場となっている。(イメージ写真提供:123RF)

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 近年、中国の若者の間で「国潮」と呼ばれる国産品ブームが起きているが、それでも一眼レフカメラなど一部の製品に関しては、いまだに日本製品の独断場となっている。中国の動画サイト・西瓜視頻は1日、日本メーカーの一眼レフカメラを買ったのはいいが、アフターサービスが悪すぎると伝える動画を配信した。

 配信者は中国人女性で、質が良いので日本製品を買うことがあるのだが、「修理が必要になるたびに嫌な思いをする」と愚痴をこぼしている。この日は一眼レフカメラの修理に訪れたところ、小さな部品が取れただけなのにケース全体を取り換える必要があるとして、手数料込みで700元(約1万2000円)すると言われたようだ。

 しかし、粘り強く交渉した結果、取れた部品を接着してもらって100元(約1700円)で済んだと伝えた。この女性はこの過程をすべて動画で撮影しており、「相手も撮影しているのを知っていたので100元で済んだが、そうでなければ700元取られていたかもしれない」と述べている。

 配信者は、日本メーカーのアフターサービスは気を付けないとすぐに「ぼったくられる」と感じているようだが、この動画のコメント欄を見ると、「これは同胞の罠だ。日本とは関係がない」と日本メーカーを擁護する意見が多く、「問題は中国のアフターサービスにある」との意見が多数を占めていた。

 どんなに良い製品を買っても、修理代が高かったり、修理という名目で内部を勝手にいじられたりするのは中国ではよくあることのようで、「きちんと直らず10元払う価値もない」という人もいた。どの国の製品かにかかわらず、中国のアフターサービスでは多くの人がなにかしら修理にまつわる嫌な経験をしているようで、アフターサービスに対して不信感を抱いている人が相当多いようだった。

 ほかには、「日本製品は部品が高いから仕方がない」、「修理工は腕で生計を立てているのだからまっとうな請求だ」という意見もあったが、いずれにしても中国では修理に際しても細心の注意を払う必要があると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)