“投票捏造” オーディション番組『PRODUCE』全シリーズ、放送法上最も厳しい課徴金処分へ

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韓国のオーディション番組『PRODUCE』(Mnet)の全シリーズに対し、放送法上最高レベルの懲戒処分が下された。

放送通信審議委員会は8月10日に開かれた全体会議で、2016年から放送された『PRODUCE 101』『PRODUCE 101』シーズン2、『PRODUCE 48』『PRODUCE X 101』など、『PRODUCE』の全シリーズに対して放送法上最高レベルの制裁である課徴金賦課を決定したと明かした。

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『PRODUCE』は、シーズン1からシーズン4までの4本の番組において制作スタッフが投票前の最終順位を独断で決め、合格者と脱落者を入れ替えたものを視聴者投票結果として放送するなどし、物議を醸した。

放送通信審議会は「視聴者の投票だけでグループの最終メンバーが決まることを番組の主な特徴として打ち出して有料SMS投票を促しておきながら、投票結果を操作して視聴者を騙し、公正な世論収集を邪魔した」とし、「オーディション参加者らの努力を無駄にした点は重大な問題」と指摘。

放送法第109条(課徴金納付および徴収)に従って違反行為の内容および程度、期間、回数を踏まえて課徴金額を決める予定だ。

(写真=Mnet)