新型iMacは狭額ベゼルでFace ID採用?からCarKey機能がまもなく実現?まで。最新アップルの噂まとめ
アップルの開発者会議WWDC20を直前にひかえ、様々な意味で「次期Macモデル」に注目が集まった6月中旬。そろそろ次期フラッグシップiPhone 12(仮)シリーズの量産も始まる頃で、そちらのリーク情報にも注目です。
新型iMacは狭額ベゼルでFace ID採用?からCarKey機能がまもなく実現?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。
2020年後半に新型iMacとiPad Air、2021年前半に大型化iPad miniが発売の噂
台湾の業界情報誌DigiTimes発の、2020年前半に「10.8インチiPad Air」と「23インチiMac」、2021年上半期に「8.xインチ(つまり大型化した)iPad mini」および「12.9インチiPad Pro」が発売されるとの噂話です。
かつて有名アナリストMing-Chi Kuo氏も「10.8インチのiPad(Airとは特定せず)」が2020年後半、「8.5〜9インチ」となったiPad miniは2021年前半に発売と予測していました。それに加えて同氏はミニLED(従来の液晶に新技術のミニLEDバックライトを採用したもの)を搭載した「10.2インチiPadおよび7.9インチiPad mini」が開発中とも述べたことがあり、これらはディスプレイも一新される可能性がありそうです。
そして「23インチiMac」とは現在販売中の21.5インチと27インチの中間サイズであり、おそらく21.5インチモデルのベゼル幅を薄くして再設計したもの。これは台湾メディア工商時報が伝えていたほか、BloombergのMark Gurman記者も「噂は正しい」と肯定していた経緯があります。
ちょうどEECデータベース(ロシアやベラルーシ等にて暗号技術を使う製品を発売前に登録が義務づけられる)にデスクトップMacが発見され、新型iMac登場への期待が盛り上がったばかり。しかし23日(日本時間)のWWDC20基調講演で発表されるほど差し迫っていれば、DigiTimesも「2020年後半」とは書かないのでは……ということで、23インチではなく27インチとの見方も強まっている次第です。
iPhone 12(仮称)やはり平たいデザインを採用か
iPhone 12 Pro Max(仮)のみ3Dセンサー搭載?7月の最終データを待つ必要があるとの声も

毎年秋のフラッグシップiPhoneが量産開始されるのは、およそ7月のこと。今年も新型コロナ禍の影響で危ぶまれたものの例年通りのスケジュールにこぎ着けたとの噂もありましたが、その復調ぶりに比例するようにリーク情報も活発となっています。
今回の漏えい元は、毎度おなじみともいえる中国SNSのWeiboです。各種サイズのiPhone 12シリーズ用と称される金型のデザインは側面が前年モデルから一転して直線を基調として平たくなり、まるでiPhone 4への先祖返りあるいはiPad Pro(2017年以降)に準拠したと言えそうなもの。こうしたフラットデザインは有名アナリストMing-Chi Kuo氏が早くから予測しており、次々と届けられるモックアップ(と称される)写真のそれとも一致しています。
これに続いて有名リーカーのEveryThingApplePro氏も出所不明なCAD画像を公開。こちらも上述の画像と同じく背面カメラはiPhone 11 Proシリーズと変わらない3眼仕様であり、同氏はLiDARスキャナ(iPad Pro(2020)に搭載された3Dセンサー)は6.7インチモデル、すなわちiPhone 12 Pro Max(仮)にしか搭載されないと主張しています。
対して、iPhone関連のリークでは先輩のBen Geskin氏が「夢で見た」と言いつつ、このCAD画像は間違っているとコメント。本画像がケースメーカー(未発表デバイス用のアクセサリーを設計するため、情報を独自入手して予想画像を作成することが通例)発であり、フロントカメラや背面カメラについては古いデータだと示唆しながら、7月(つまり現場の工場から直接流出した)最終データを待つ必要があると語っています。
iPhone 12シリーズは全モデル5G対応かつ有機ELディスプレイを採用、それでいて約7万円〜との噂もありました。iPhone 11の販売好調は「比較的低価格ながら高機能」だった成功体験を考慮すれば、まず価格を抑えることが最優先され、最高価格モデルと思われる6.7インチ以外は(製造コストを押し上げる)LiDARスキャナ非搭載もあり得そうです。
iPhoneを車のキーにできるCarKey機能、まもなく実現?iOS 13.6ベータから手がかり

2020年初めに手がかりが見つかっていたCarKey機能ですが、意外と実現が早いかもしれないとの観測が届けられています。
きっかけはドイツの情報サイトiPhone Tickerが最新のiOS 13.6ベータにて、Walletアプリ内のプライバシー情報から見つけた文言です。のちに米9to5Macも見つけており、スクリーンショットを公開しています(下図)。

このCarKeyの説明書きはiOS 13.6ベータで初めて更新されたもの。すなわち遠からず配信開始されるはずのiOS 13.6正式版にて実装される可能性が高く、まもなく始まるWWDC20にてお披露目されるかもしれないと推測されています。
そのしくみは、iPhoneのWalletアプリに「特定の車」と互換性ある仮想キーを追加できるというもの。そのためには対応した車種および自動車製造元の対応アプリが必要となり、実際にどう挙動するのかはそちらのリリースを待つ他ありません。
これまで見つかった手がかりでは、新iPhone SEほか「低電力でのエクスプレスモード」がサポートされた機種(iPhone 8は除外される可能性が高い)ではNFCが使われ、iPhone 11シリーズではUWB(超広帯域)無線システムのU1チップが活用される可能性が推測されています。U1チップはデバイスの位置が精密に検出できるため「ユーザーが車の近くにいる」ことも認識でき、セキュリティが高まるとの指摘もありました。
少し遡って3月には9to5Macが次期システムソフトウェアiOS 14(仮)の初期コードを解析した結果、アップルがBMWと協力している可能性が高いと報告していました。実際BMWも2019年末にスマートフォンを車のキーとして活用するとのプレスリリースを発表しており、今後の展開が待たれるところです。
新型iMacは狭額ベゼルでFace ID搭載?iOS 14(仮)から手がかり

先の記事でも触れた新型iMacにつき、iOS 14から様々な手がかりが見つかったとのニュースです。
まずコンセプトデザイナーのiFinder氏が、システム内から新たなアイコンを発見。上下左右の四辺ベゼル幅がほぼ均等なデザインは現行のアゴありiMacとは異質であり、アップルのインサイダー情報に詳しいSonny Dickson氏が述べた「iPad Proのデザイン文法」を思わせるもの。
まさにiPad Pro(2018)が発表される直前に「薄いベゼルとホームボタンがない(Face ID搭載の可能性を示す)のアイコンが発見された前例もあり。ただし丸角iPad Proなど未だに影も形もないアイコンもあり、的中率は100%というわけではありません。
もう1つは「Face ID.plist」というファイル内にmacOSやtvOSの名前が見つかったこと。PC用の顔認証システムはWindows Helloでは数年前から実現しており今さら感はありますが、他社よりひときわプライバシー保護を重視しているアップルは慎重を期しているのかもしれません。
しかし開催が迫るWWDC20では、MacのIntelチップから独自開発Armベースプロセッサへの移行計画が発表されるとの噂もあります。そちらの話題性に埋もれないため、新型iMacは日を改めて発表される可能性もありそうです。
アップルのワイヤレス充電マットAirPower、過熱問題を克服?試作品の写真がリーク

一度は発売中止となったAirPowerの開発プロジェクトが再開されたとの観測に続き、欠陥を克服した可能性を示す写真がリークされました。
有名リーカーJon Prosser氏がTwitterに投稿したのは「Apple Watchを充電しているワイヤレス充電マット」の写真です。同氏は最初のAirPowerが開発中止となったのはApple Watchの過熱が原因と語ったことがあり、その文脈から熱問題が克服されたと匂わせるリークと思われます。
将来のiPhoneがゆくゆくは外部端子をなくしてポートレス化を目指すとすれば、それと対になるアップル純正ワイヤレス充電器も必須となるはず。iPhoneにUSB-Cの採用を望んでいると思しきEUの反応も見守りたいところです。
