痴漢被害のリアル。息吹きかけ、耳かじり、後ろから羽交い絞めも…
連日のようにニュースになる痴漢事件。
ESSE読者257名にアンケート調査を実施したところ、うち157人が「痴漢に遭ったことがある」と回答しました。その詳細を聞いていくと、いわゆる「満員電車での痴漢」以外にも、本当にさまざまな被害に遭っていることがわかりました。

本当に多くの女性が痴漢に遭っています(写真はイメージです)
これまで痴漢に遭ったことはありますか?
・ある 157
・ない 97
「ある」と答えた方、過去何度くらいありましたか?
・1〜2回 80
・3〜10回 59
・それ以上 11
・覚えていない 7
●電車内での被害
・学生時代、電車で座っていて寝ていたら、スカートが動く感じがしたので目をあけると、隣に座っていたおじさんがスカートをつまんでズリあげようとしていた(Iさん・埼玉県)
・帰宅ラッシュの23時過ぎの混んでいる電車で、女性に「かけられていますよ」と声かけられました。はじめは、一体なんのことかわからず…。精液がスカートにかけられていました。本当にびっくりしました(Nさん・千葉県)
・満員でもないのにギリギリまで近づいて、手の甲が触れるかな、触れてるよね? どっち? くらいのペースで、たまたま当たっているんだという感じの触る痴漢に遭いました。気づいたときには、相手はほかの女の子の方に移動して、また同じことを繰り返してました。その女の子は会話に夢中で気づいてなくて、私が注意したところで、自意識過剰みたいに思われても…と思い、見守ることしかできませんでした(Tさん・東京都)
・電車で、後ろから肩にアゴを乗せられ、しまいには耳をカプッと食べられました(Hさん・埼玉県)
・学生時代、満員電車で体をすりつけられることがよくありました。一度、男性の方が気づいてくれて、痴漢と思われる人に注意してくださって、助かりました。注意された方はとぼけていましたが…(Eさん・東京都)
・顔立ちがキツいからか、幸いにも数える程しか痴漢に遭ったことはありません。しかし、遭ったときはいずれも、試験や面接に向かう電車の中。緊張した面持ちでリクルートスーツに身を包んだ、騒ぎを避けたい相手を狙っているのだと確信しました。警察に突き出したかったけれど試験に遅れるわけにはいかないので、振り向いて駅に着くまでずっと痴漢を睨みつけていました。その間じゅう、痴漢はガタガタ震えていました(Fさん・東京都)
●卑劣!あの手この手で…

スマートフォンを使った「airdrop痴漢」も増えています(写真はイメージです)
・満員電車内で、airdropを使って男性の下半身のブツ写真が送られてきました(Kさん・愛知県)
・スカイプで「更新」なる番号から着信が。なにかの通知かと思って受信してしまったら、裸の男が自分の下半身をさわる様子をライブ映像で送りつけられました(Fさん・東京都)
・満員電車で息をかけられて、耳にワケわからないことを囁かれ本当に具合が悪くなりました(Eさん・東京都)
・つい最近のこと。電車で隣に座った男性が妙につめて座ってくるなと思ったら、手を組んで、指を伸ばして、私の脇の下を触ってきました。若いときにはいないタイプの痴漢だったのでびっくりしました(Kさん・埼玉県)
・スタンディングのライブ会場で、背後から股に手を何回も入れられました。蹴ろうとしてもなかなかうまくいかず面倒くさかったです(Kさん・岐阜県)
・学生時代、バイト先のスーパーのトイレのドアの下に隙間があり、鏡を入れて覗かれていた。気づいて「だれじゃー!」と叫んだらおっさんが急いで逃げていきました。店長にその話を伝えたら、「警察に通報します」という札をはって対策をしてくれましたが、そのおっさんを捕まえられなかったのが本当に悔しいです(Tさん・福井県)
・特急車内で2人席に座ったら、隣の男にものすごく臭いオナラをされました。相手は途中駅で先に降りて行き、振り返ってニヤニヤしながらこちらを見てきました(Tさん・東京都)
続いて、雨の日や夜道で狙われて死の恐怖を感じたという体験談も…。
●死の恐怖すら感じて…

雨の日や夜道で狙われたという声が多数寄せられました(写真はイメージです)
・第一子妊娠発覚直後に、社宅の坂道を上がって帰っていると、後ろから速すぎる足音が聞こえ、振り返ると全身ジャージ姿のフードをかぶった男がすぐそこまで来ていました。私のところまできた犯人は「騒ぐな」と口を抑えつけて壁に押しあててきましたが、近寄ってきたときの物音からナイフなどは持ってない気がして、おなかを守りしゃがんだ状態で叫び続けました。頭をずっと殴られ続けましたが、人を殴ったことないような殴り方でした。最終的には、無理やり胸だけもんで逃げていきました。
泣きながら帰り、夫も帰ってきて、警察を呼んで実況検分しましたが、夫の前でどんなふうに胸をもまれたか話すのがいちばんつらかったです。家に帰ったら夜中の1時を過ぎていて、最悪な1日でした(Kさん・千葉県)
・高校生の頃、学校から帰ってきたら自宅マンションの入り口に黒づくめの不審者が。無視して通り過ぎようとしたらいきなり後ろから羽交い締めにされ、制服のスカートに手を入れて股間をいじられました。悲鳴を上げて自宅に逃げ帰りましたが、同日私の高校内に同一人物と思われる不審者が侵入し、痴漢行為を働いて逮捕されたとのことです(Nさん・神奈川県)
●小学生の被害も珍しくありません
・小学生の頃、公共の図書館で何度もお尻を触られ怖くて泣きながら逃げました(Kさん・東京都)
・小学生の頃、雨の日の徒歩で一人で下校中、後ろから自転車で来た男性が下半身を見せて去って行きました。その時は短時間だったのでなんだったのかわからなかったのですが、後から気づいて気持ち悪く感じ、それ以後はだれかと一緒に下校するか、早歩きで歩くようになりました。でも、その事件のことは親にも言えませんでした(Sさん・滋賀県)
・小学校のときに塾へ行く途中であってしまいました。道を聞くフリをして体に触れるというもの。とても嫌な記憶です(Mさん・兵庫県)
・小学生の頃、母が買い物をしている間に本屋さんに一人で行ったところ、若い男の人に本棚に押しつけられました。ほかの本コーナーに行ってもまた来て押しつけてくるので、怖くなって母の元へ行きました(Tさん・千葉県)
・小学校低学年のとき、外で遊んでいてどうしてもトイレに行きたくなり、こっそり建物の陰(物置とかだった気がします)で用をたしました。し終わって立ち上がりながらパンツをあげたら、その瞬間【ガッ】とパンツを下げられ、振り返ると知らないおじさんが立っていました。怖くて逃げて家に帰ったけど、恥ずかしくて親にも言えなかったです(Kさん・愛知県)
●警察や駅員の対応に疑問を感じることも…

痴漢遭遇後の対処も大変です(写真はイメージです)
・自転車で通学中、後ろから来たバイクが速度を合わせて来て触ってきたので、履いていた靴を投げ、追いかけました。相手の服装やバイクなどは覚えていますが、ナンバーを覚えていませんでした。とりあえず警察に行くと、「女の子なんだから追いかけたりしないの!」と逆に怒られ、相手にしてもらえませんでした。
それ以来、痴漢は絶対捕まえる! と思って実際に捕まえたりもしましたが、言われるのはいつも「女の子なんだから」。なんで逆に怒られないといけないの? と警察の対応にはかなり疑念と嫌悪感があります(Mさん・東京都)
・家の近所で、歩道にバイクが乗り上げてきたと思ったら、胸をわしづかみにされました。バイクのナンバーを携帯で控えて警察に行ったら、「警察に被害が出てるのはみんな若い子なのに…」と言われました! 私のおかげで犯人がつかまえられたのに、その言い方はない…(Rさん・神奈川県)
・満員電車の乗り込み時に触られて、怒鳴って手を掴んだが逃げられました。駅員がすぐ来て私も電車から降ろされ、「逃げたので、訴えるなら捕まえる、それとも和解するか?」というようなことを言われました。駅員の対応に頭にきました(Oさん・埼玉県)
●痴漢は弱い者を狙う卑劣な犯罪です
痴漢された経験は本当に嫌なもの。「今もトラウマ」という声も多数寄せられました。
「学生の頃はさまざまな痴漢に遭いました。とくに制服を着ていると被害に遭いやすくなる印象です。気をつけてください」(Sさん・愛知県)というメッセージも。
被害に遭いにくい、泣き寝入りしなくていい、子どもが守られている…そんな安全な社会になることを、切に望みます。
<取材・文/ESSEonline編集部>
ESSE読者257名にアンケート調査を実施したところ、うち157人が「痴漢に遭ったことがある」と回答しました。その詳細を聞いていくと、いわゆる「満員電車での痴漢」以外にも、本当にさまざまな被害に遭っていることがわかりました。

本当に多くの女性が痴漢に遭っています(写真はイメージです)
痴漢被害の実情。被害に遭うのは満員電車だけではありません
これまで痴漢に遭ったことはありますか?
・ある 157
・ない 97
「ある」と答えた方、過去何度くらいありましたか?
・1〜2回 80
・3〜10回 59
・それ以上 11
・覚えていない 7
●電車内での被害
・学生時代、電車で座っていて寝ていたら、スカートが動く感じがしたので目をあけると、隣に座っていたおじさんがスカートをつまんでズリあげようとしていた(Iさん・埼玉県)
・帰宅ラッシュの23時過ぎの混んでいる電車で、女性に「かけられていますよ」と声かけられました。はじめは、一体なんのことかわからず…。精液がスカートにかけられていました。本当にびっくりしました(Nさん・千葉県)
・満員でもないのにギリギリまで近づいて、手の甲が触れるかな、触れてるよね? どっち? くらいのペースで、たまたま当たっているんだという感じの触る痴漢に遭いました。気づいたときには、相手はほかの女の子の方に移動して、また同じことを繰り返してました。その女の子は会話に夢中で気づいてなくて、私が注意したところで、自意識過剰みたいに思われても…と思い、見守ることしかできませんでした(Tさん・東京都)
・電車で、後ろから肩にアゴを乗せられ、しまいには耳をカプッと食べられました(Hさん・埼玉県)
・学生時代、満員電車で体をすりつけられることがよくありました。一度、男性の方が気づいてくれて、痴漢と思われる人に注意してくださって、助かりました。注意された方はとぼけていましたが…(Eさん・東京都)
・顔立ちがキツいからか、幸いにも数える程しか痴漢に遭ったことはありません。しかし、遭ったときはいずれも、試験や面接に向かう電車の中。緊張した面持ちでリクルートスーツに身を包んだ、騒ぎを避けたい相手を狙っているのだと確信しました。警察に突き出したかったけれど試験に遅れるわけにはいかないので、振り向いて駅に着くまでずっと痴漢を睨みつけていました。その間じゅう、痴漢はガタガタ震えていました(Fさん・東京都)
●卑劣!あの手この手で…

スマートフォンを使った「airdrop痴漢」も増えています(写真はイメージです)
・満員電車内で、airdropを使って男性の下半身のブツ写真が送られてきました(Kさん・愛知県)
・スカイプで「更新」なる番号から着信が。なにかの通知かと思って受信してしまったら、裸の男が自分の下半身をさわる様子をライブ映像で送りつけられました(Fさん・東京都)
・満員電車で息をかけられて、耳にワケわからないことを囁かれ本当に具合が悪くなりました(Eさん・東京都)
・つい最近のこと。電車で隣に座った男性が妙につめて座ってくるなと思ったら、手を組んで、指を伸ばして、私の脇の下を触ってきました。若いときにはいないタイプの痴漢だったのでびっくりしました(Kさん・埼玉県)
・スタンディングのライブ会場で、背後から股に手を何回も入れられました。蹴ろうとしてもなかなかうまくいかず面倒くさかったです(Kさん・岐阜県)
・学生時代、バイト先のスーパーのトイレのドアの下に隙間があり、鏡を入れて覗かれていた。気づいて「だれじゃー!」と叫んだらおっさんが急いで逃げていきました。店長にその話を伝えたら、「警察に通報します」という札をはって対策をしてくれましたが、そのおっさんを捕まえられなかったのが本当に悔しいです(Tさん・福井県)
・特急車内で2人席に座ったら、隣の男にものすごく臭いオナラをされました。相手は途中駅で先に降りて行き、振り返ってニヤニヤしながらこちらを見てきました(Tさん・東京都)
続いて、雨の日や夜道で狙われて死の恐怖を感じたという体験談も…。
●死の恐怖すら感じて…

雨の日や夜道で狙われたという声が多数寄せられました(写真はイメージです)
・第一子妊娠発覚直後に、社宅の坂道を上がって帰っていると、後ろから速すぎる足音が聞こえ、振り返ると全身ジャージ姿のフードをかぶった男がすぐそこまで来ていました。私のところまできた犯人は「騒ぐな」と口を抑えつけて壁に押しあててきましたが、近寄ってきたときの物音からナイフなどは持ってない気がして、おなかを守りしゃがんだ状態で叫び続けました。頭をずっと殴られ続けましたが、人を殴ったことないような殴り方でした。最終的には、無理やり胸だけもんで逃げていきました。
泣きながら帰り、夫も帰ってきて、警察を呼んで実況検分しましたが、夫の前でどんなふうに胸をもまれたか話すのがいちばんつらかったです。家に帰ったら夜中の1時を過ぎていて、最悪な1日でした(Kさん・千葉県)
・高校生の頃、学校から帰ってきたら自宅マンションの入り口に黒づくめの不審者が。無視して通り過ぎようとしたらいきなり後ろから羽交い締めにされ、制服のスカートに手を入れて股間をいじられました。悲鳴を上げて自宅に逃げ帰りましたが、同日私の高校内に同一人物と思われる不審者が侵入し、痴漢行為を働いて逮捕されたとのことです(Nさん・神奈川県)
●小学生の被害も珍しくありません
・小学生の頃、公共の図書館で何度もお尻を触られ怖くて泣きながら逃げました(Kさん・東京都)
・小学生の頃、雨の日の徒歩で一人で下校中、後ろから自転車で来た男性が下半身を見せて去って行きました。その時は短時間だったのでなんだったのかわからなかったのですが、後から気づいて気持ち悪く感じ、それ以後はだれかと一緒に下校するか、早歩きで歩くようになりました。でも、その事件のことは親にも言えませんでした(Sさん・滋賀県)
・小学校のときに塾へ行く途中であってしまいました。道を聞くフリをして体に触れるというもの。とても嫌な記憶です(Mさん・兵庫県)
・小学生の頃、母が買い物をしている間に本屋さんに一人で行ったところ、若い男の人に本棚に押しつけられました。ほかの本コーナーに行ってもまた来て押しつけてくるので、怖くなって母の元へ行きました(Tさん・千葉県)
・小学校低学年のとき、外で遊んでいてどうしてもトイレに行きたくなり、こっそり建物の陰(物置とかだった気がします)で用をたしました。し終わって立ち上がりながらパンツをあげたら、その瞬間【ガッ】とパンツを下げられ、振り返ると知らないおじさんが立っていました。怖くて逃げて家に帰ったけど、恥ずかしくて親にも言えなかったです(Kさん・愛知県)
●警察や駅員の対応に疑問を感じることも…

痴漢遭遇後の対処も大変です(写真はイメージです)
・自転車で通学中、後ろから来たバイクが速度を合わせて来て触ってきたので、履いていた靴を投げ、追いかけました。相手の服装やバイクなどは覚えていますが、ナンバーを覚えていませんでした。とりあえず警察に行くと、「女の子なんだから追いかけたりしないの!」と逆に怒られ、相手にしてもらえませんでした。
それ以来、痴漢は絶対捕まえる! と思って実際に捕まえたりもしましたが、言われるのはいつも「女の子なんだから」。なんで逆に怒られないといけないの? と警察の対応にはかなり疑念と嫌悪感があります(Mさん・東京都)
・家の近所で、歩道にバイクが乗り上げてきたと思ったら、胸をわしづかみにされました。バイクのナンバーを携帯で控えて警察に行ったら、「警察に被害が出てるのはみんな若い子なのに…」と言われました! 私のおかげで犯人がつかまえられたのに、その言い方はない…(Rさん・神奈川県)
・満員電車の乗り込み時に触られて、怒鳴って手を掴んだが逃げられました。駅員がすぐ来て私も電車から降ろされ、「逃げたので、訴えるなら捕まえる、それとも和解するか?」というようなことを言われました。駅員の対応に頭にきました(Oさん・埼玉県)
●痴漢は弱い者を狙う卑劣な犯罪です
痴漢された経験は本当に嫌なもの。「今もトラウマ」という声も多数寄せられました。
「学生の頃はさまざまな痴漢に遭いました。とくに制服を着ていると被害に遭いやすくなる印象です。気をつけてください」(Sさん・愛知県)というメッセージも。
被害に遭いにくい、泣き寝入りしなくていい、子どもが守られている…そんな安全な社会になることを、切に望みます。
<取材・文/ESSEonline編集部>
