月収10万の貧困女子、“偽のエロい体験談を書く仕事”を始めて時給に驚愕!
“若い頃の苦労は買ってでもせよ”と言いますが、果たして本当にそうでしょうか。

「苦労にも二種類あって、意味のある苦労と、無意味な苦労があると思います。私の場合は後者。『私はこんなに頑張っている!』と思いたいがために、無意味な苦労ばかりしていました」

 そう話すのは、竹内紗也子さん(仮名・31歳・事務職・独身)。今から8年前、大学を卒業した紗也子さんは、就職せずに学生時代の仲間と劇団を結成。同時に、フリーライターとしての活動を始めます。

◆折角のフリーランスなのに、アルバイトも続けるのはおかしい

「学生時代からライターの仕事をちまちまやっていたので、卒業後もその流れでなんとかなるかなと。それにフリーランスなら、時間や場所に拘束される心配もないので、演劇活動も好きなだけできるし。未来は希望でいっぱいでした」

 大学卒業後、しばらくは飲食店などでアルバイトもしていたそうですが、「フリーランスになったのに、バイトをしているのはおかしい」という理由から辞めてしまいます。しかし、アルバイトを辞めたことで、紗也子さんの困窮生活が始まります。

「ライターとしての月収は10万円程度。ときには、10万円を下回ることもありました。家賃3万円の激安アパートに住んでいたのですが、それでも毎月厳しかったです」

 千葉の実家に帰るという手段もあったはずですが、そうしなかったのはなぜなのでしょうか?

「付き合っている彼氏と離れたくなくて、彼の住む街に引っ越したんです。まぁ、彼氏は実家暮らしだったので、たまに私の家に遊びに来る程度でしたけどね。3万円のアパートは、なんというか造りが雑でした。1階に住んでいたのですが、床の隙間から小さいゴキブリのような虫が入ってくるので、帰宅後はまず虫退治をするのが日課でしたね」

◆メイク落としの代わりにオリーブオイル生活

 そんな紗也子さんですが、貧しいながらも日々の食事には気を使っていたと言います。

「食費は、そこまで切り詰めませんでしたね。白ごはんにお肉とか、簡単な献立でしたけど、毎日自炊していました。その代わり、水道光熱費や雑費にはめちゃくちゃシビアでした。ドライヤーは極力使わず自然乾燥、メイク落としの代わりにオリーブオイルを使うなど、節約第一でした」

 また、当時は誰に会っても「すごく疲れた顔してるけど、どうしたの!?」と言われていたそう。

「心身ともに元気でも、余裕のなさがにじみ出ちゃうんでしょうね。20代前半なのに同い年の子たちよりも老けて見えるのは、自分でも気づいていました。メイクをしてもそういうのって隠せないんです」

◆1記事150円のエロ記事に、1時間以上を費やす

 ライターの仕事も一向に軌道に乗る気配はなく、たまに知り合いの編集者や先輩ライターから仕事を回してもらう仕事をこなす日々。そこで、紗也子さんは、ネットの求人サイトを使って新たな仕事を探すことに。

「自分のプロフィールやスキルを公開して、企業から仕事のオファーをもらうというサイトに登録しました。それで私に連絡をくれたのが沖縄県のネット広告の会社。『想像でいいから、エロい体験談を書いてほしい』という依頼でした」

 条件は、500字以上の記事を、週に10本納品するというもので、報酬は一記事につき150円。「1時間に10本書けば時給1500円。在宅ワークですぐできるし、いい仕事だと思った」という紗也子さんは、オファーを受諾します。

◆超楽な仕事かと思いきや時給150円という結果に

「『大学2年の終わりの頃、友達と免許合宿に行った。その合宿所では乱交パーティーがあるという噂もあって俺はウキウキしていた……』という状況説明から始まって、段々とエロい展開へと繋げていきます。会社から、援助交際、セフレ、不倫、乱交など、指定のワードが送られてくるのでそれをヒントに、内容を考えていました。そういえば、この記事が一体何に使われていたのかは、いまだにわかりません」