カンボジア代表の実質的な監督を務める本田圭佑

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 FW本田圭佑が実質的な監督を務めるカンボジア代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第2節でバーレーン代表と対戦し、0-1で敗れた。

 5日に行われた香港との初戦は、先制点を許しながらも、前半のうちに追いついて勝ち点1を獲得。ホーム連戦となった今節は、バーレーン相手に一歩も引かず、前半をスコアレスで終えたものの、後半33分に決勝点を許して惜しくも黒星を喫した。

 有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』によると、本田は試合終了後の食事の席で「前半、とりあえずノーゴール達成おめでとう」と語ると、「後半はみんなが感じたとおり、体格差とか、ちょっと力の差を感じてしまったけど、そんな中でも失点を許すこともなく、点を取られても点を取りに行くっていう姿勢まで見せた。ファン、会長たちの反応が何よりもみんなが成長してるということを示している。それは誇っていいと思う」と選手たちの労をねぎらった。

  さらに、成長を続ける選手たちへ「ひとつだけ教えておいてあげる」とアドバイス。「人は、みんなが『できる』と思ったら、今度はそれを見るのが当たり前になる。ファンは、常に良くならないと満足しない。それは嬉しいことだけど、すごく難しいことで、かなりみんなが強いハートを持っておかないと、もしかしたらファンは今日みたいに喜んでくれない」と更なる成長を求めた。

 次節は10月10日にアウェーで強豪イランと対戦する。「日本もなかなか勝つことができない相手」と、これまで以上に厳しい戦いになると選手たちに発破をかけ、「今日良くても、もっと良くなりたいっていう気持ちがなくなれば、さっきも言ったようにファンは同じを求めてないから、次に喜ばせるために成長しないといけない」。国を代表する選手として、ファンに恥じないパフォーマンスを期待した。

※有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)のコメントは許可を得た部分を使用しています。