サムスンの縦折りスマホは内外両方への折りたためる!? 特許から明らかに
韓国サムスンが縦折りスマートフォンに関する特許を出願していたことが、海外報道により判明しました。

オランダ語テックサイトのLetsGoDigitalが伝える今回の特許は、WIPO(世界知的所有権機関)に出願されたものです。特許のイラストでは、フィーチャーフォンのように縦長のディスプレイを搭載したスマートフォンが、中央から折りたためることがわかります。

興味深いことに、このヒンジはディスプレイが内側に収納される「内折り」、あるいは外側を向く「外折り」の両方に対応しています。これにより、折りたたんだ状態でもウェブやマップを見たり、あるいは「Galaxy Noteシリーズ」のようにメモ書きができたりするのかもしれません。

また、ヒンジはちょうど真ん中だけでなく、上下にずれた位置からでも折りたためる模様。これにより、背面カメラやスピーカーを露出させ、たとえば画面を見ながらのセルフィー撮影も可能になるのです。

サムスンはすでに折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」を発表していますが、さらに縦折りスマートフォンを来年初旬にも投入するとの情報もあります。またサムスンだけでなく、米モトローラも早ければ12月に縦折りスマートフォン「RAZR」を発売するとの観測も出てきています。

もちろん今回明らかになった特許がそのまま製品化されるわけではありません。ただ、コモディティ化が進んだといわれるスマートフォンですが、本当の進化はこれからなのかもしれません。