ネットのプライバシー守れ。CloudFlare、新DNSサービス「1.1.1.1」を提供開始
ISPがWEB閲覧履歴を取得する簡単な方法がDNSによる収集です。DNSはドメイン名(engadget.comなど)とIPアドレスを紐づけるためのもの。接続しているISPが提供しているものを利用するのが一般的ですが、これを「1.1.1.1」が代行することにより、ISPによるWEB閲覧履歴の収集を困難にできるといいます。なお、DNSサービスとしては、ISPのほか、Googleの「8.8.8.8」などパブリックDNSとして誰でも利用できるものも存在します。
ただ、これだけではCloudFlareが閲覧履歴を収集・利用するのではとの懸念も生まれます。これについて、CloudFlareはDNSへのアクセス履歴をディスク上には記録せず、24時間以内にログを消去。それが正しく実践されているか監査会社KPMGが年に1回監査を行い、その結果を公開するとしています。
また、セキュリティ的に強くなるだけではなく、アクセス速度も速くなるといいます。世界中のDNSをモニターしているDNSPrefによると、1.1.1.1の応答速度は14.8ms。対してGoogleは34.7ms、CiscoのOpenDNSも20.6msとのこと。DNSの応答速度はインターネットアクセス速度のごく一部でしかありませんが、高速化を感じられる可能性はありそうです。
1.1.1.1の利用は無料。ブラウザから1.1.1.1にアクセスすると、公式サイトが表示され、WindowsやMacのほか、iPhoneやAndroidなどでの設定方法が説明されています。
