学生の窓口編集部

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ドイツは世界遺産やサッカーなど、観光名所や訪れてみたい場所がたくさんあるため、学生からの人気のスポット! 卒業旅行や留学先として選ぶ学生も多いでしょう。そんなドイツの中でも選りすぐりの観光名所を今回は紹介します。イギリス、フランス、ポーランドなど……ヨーロッパ周遊コースのひとつにも必ず加わるドイツ。基本情報や治安状況を交えながら観光のポイントをご案内します。ぜひドイツの魅力とおすすめポイントをご覧ください。

■治安

ドイツでは、外国人組織の流入で現在麻薬などの犯罪発生率が高くなっています。また窃盗、傷害、暴行など身の安全にかかわる事件もいたるところで発生しており、日本の感覚のまま旅行してはいけない状況です。治安の悪い場所では麻薬や犯罪が横行しているため、十分に注意しましょう。

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テロについても2016年7月のヴュルツブルク近郊、アンスバッハでのテロ事件、10月ザクセン州の爆弾テロ未遂事件、11,12月ラインラント=プファルツ州のクリスマスマーケットを狙った爆弾テロ未遂事件、同じく12月のベルリン市内で行われていたクリスマスマーケットへの車両突入死傷事件(テロと断定)など、近年大幅にドイツ国内ではテロが増えています。

ドイツで治安の悪い地域というのは、夜の人通りが少ない通り、夜のドイツ中央駅や地下鉄駅、移民が集まる場所、危険な雰囲気のところです。また、空港や見本市会場、ライブ会場、イベント会場など不特定多数の人が出入りするところではスリや置き引きにも注意しましょう。

■時差

日本とドイツの時差は8時間で、フランクフルト、ベルリン、ミュンヘンすべて日本時間から8時間マイナスの時差があります。サマータイム実施中は7時間の時差で、期間は3月の最終日曜2時から10月の最終日曜日午前3:00(=午前2時)までです。

■飛行時間

日本からミュンヘンまでは、ルフトハンザドイツ航空、全日空、日本航空が毎日直行便を就航しています。その他フランクフルト、デュッセルドルフも直行便があり、現在3社が運航しています。日本からは約12時間の空の旅を楽しむことができます。国内からドイツへは、羽田国際空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港など各都市からも出発できます。

ドイツ国内の移動についてはLCCエア・ベルリン(Air Berlin) 、インタースカイ(Intersky)、ジャーマンウィングス(Germanwings)など格安航空会社が低価格でサービスを簡素化したLCCを導入し、運航していますので、ドイツ国内はお得にLCCで乗継移動をするともっと交通費を安く抑えられます。

ドイツは鉄道・バス・飛行機の発着時刻の正確さは概ね正確ですが、多少の遅れといえども5分から10分位はよくあることです。飛行機も天候不順で発着便が遅れるのを除けば、正確に時間通りに運行してくれます。

■旅費

ドイツへの旅費についてですがツアーのみの最安値は、フランクフルトフリープラン(中国国際航空2泊5日)6.38万円〜、ミュンヘンフリープラン(エミレーツ航空利用3泊6日)7.4万円〜、ベルリンフリープラン(カタール航空利用3泊6日)7.5万円〜などが販売されています。その他、3都市周遊・中世都市ローテンブルグとミュンヘン&フランクフルト(ターキッシュ エアラインズ利用3泊6日)12.05万円〜などのプランもあり、自分で目的をしっかり持って旅の計画を立てることが重要になってきます。

■言語

ドイツの公用語はドイツ語です。その他ドイツ国内では観光客も多いため比較的に英語が通じます。

■その他の注意事項

ドイツでは、日本と違うルールが存在するため、一般人や旅行者がドイツルールを理解して生活していないと罰金が科せられるような条例があります。例えば、人に向かって中指を上に差し出して侮辱するサインにはドイツでは罰金が科せられます。そして、ナチスのハーケンクロイツのマークをアクセサリーなどいかなる形でも所持していることがわかれば拘束、罰金、没収等の処罰があります。また、ヒトラーを真似して、手を上げて「ハイルヒトラー」と言ってはいけません。人前でナチスやヒトラーを賞賛してはいけないと覚えておきましょう。

その他、常識を持ってその範囲内で行動すれば、処罰されたり罰金をとられたりすることはありません。万が一のときはドイツ人警察官に相談してみましょう。

いつのまにか事件に巻き込まれ、法に問われることが多いのは、特に空港や街中で知らない人から荷物を預かり「私の荷物を日本に運ぶだけでお金をあげる」など、言葉をかけられて承諾し、知らない間に「クスリの運び屋」にされてしまうことです。空港に到着後、なにもわからないまま即逮捕ということもありえますので絶対にやめましょう。

■ドイツのおすすめ観光地20選

ドイツのおすすめ観光地1.ロマンチック街道

ミュンヘンを基点にドイツ観光をするならば、やっぱりロマンチック街道を外すことはできません。南の入り口フュッセン、ローテンブルク、アウクスブルク、世界遺産ヴュルツブルクの街などを巡るのが一般的です。ロマンチック街道の見所は、やはりルートヴィッヒ2世が歳月と費用をかけて建設したノイシュヴァンシュタイン城の観光や、ヨーロッパで最も美しいロココ式教会のヴィース教会がおすすめ。たくさん見てほしい場所があるため、ここでは観光バスのオプショナルツアーで参加してみるのもいいでしょう。日本語または英語のガイドさんがいてくれれば大満足のコースですので、案内を聞きながら時代背景やその街の魅力を理解してみましょう。

ドイツのおすすめ観光地2.ローテンブルク・オプ・デア・タウバー

ドイツ南部バイエルン州にあるドイツで、もっとも美しい街道のある中世の時代の建築物や文化が残っている場所、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーです。

小さい街といえども歴史的な名所旧跡や教会、博物館などがあり、古い家や静かな雰囲気は、のんびり散策するにはもってこいの場所です。パステルカラーの家々が美しく並び、建物はメルヘンチックにも感じます。そこまで大きな街ではないので旧市街の街歩きは、カフェに立ち寄ったり静かな広場で噴水を見たり休憩したり、市城門、市城壁などを眺めたりと割とゆっくりできるノスタルジックなコースになっています。

毎年冬のローテンブルクのクリスマスマーケットも、市庁舎前広場で開催されていますが、クリスマスマーケットの規模はあまり大きくないため、じっくりショッピングをすることができます。季節ごとに街の雰囲気が変わる様子はリピートして訪れたくなる要素になります。

ドイツのおすすめ観光地3.ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城はミュンヘン・フランクフルトから行ける日帰り観光スポットとして圧倒的な人気を誇ります。山頂にそびえるこの白亜の城は、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとされており、荘厳な外観だけでなく、かつての貴族が愛した家具などが残る内装も楽しむことができます。このお城だけではなくリンダーホフ城、ヴィース教会などを同時に観光でき、ファンタジー世界に迷い込んだような気分を味わえるでしょう。

お城は当日券を現地購入するとなると、列に長時間ならばなければいけません。インターネット予約でチケットを購入してから旅をするとスムーズです。時間は、チケットセンターからマリエン橋までは20分。マリエン橋〜ノイシュヴァンシュタイン城まで徒歩10分です。上り坂が続くのでハンカチやタオルなどを持参して行くのがいいでしょう。岩山と湖、森、山に「城」という風景は何度見ても美しい場所です。

ドイツのおすすめ観光地4.ボーデン湖

ドイツでも有数の観光地であるボーデン湖。「秘境」と呼ばれるスポットですが、レストランやホテルも充実しており、アクセスも簡単なため気軽に訪れることができます。湖畔の街コンスタンツには古きよき建築様式の大聖堂や観光客で賑わう商店街があり、港からは広大な湖をクルージングできるボートの貸し出しをしています。レトロな建築や街のあちこちにある銅像など写真スポットもたくさんあるので、隅々まで楽しみ尽くせる場所です。

ドイツのおすすめ観光地5.ヨーロッパパーク

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小さな村の近隣にありながらも、その知名度はヨーロッパで一番。フランス、イタリア、スイスなど欧州各国をテーマに園内が13のエリアにわかれ、それぞれがその街並みを見事に再現しています。レストランも国ごとに様々な料理が提供されており、そのクオリティはとても高いです。このアドベンチャーランドの特徴は、何と言っても激しいアトラクションの数々。時速130キロで走るジェットコースターや乗っているうちに飛ばされてしまいそうなボブスレーなど、多くのアトラクションを体験できます。ダンスやスケートのショーなどは不定期に開催されるので、園内のホテルを予約して泊りがけで回るのもおすすめです。

ドイツのおすすめ観光地6.オクトーバーフェスト

ドイツビールの祭典、オクトーバーフェスト。巨大テントでくつろぎながら、何百種類ものビールやジューシーなソーセージを味わうことができます。ジェットコースターが設置されている会場もあるため、腹ごなしに乗ったりすることも。このお祭りのために特別なビールが用意される会場もあります。大きなジョッキになみなみと注がれたビールをグイッといったときの爽快感といったら……! 日本でもこの名を冠したお祭りはありますが、本家とは比べ物にならないほどです。

ドイツのおすすめ観光地7.ケルン大聖堂

ローマ時代からの古い歴史を誇る、文化都市ケルン。その一角にケルン大聖堂が荘厳に佇んでいます。ドイツ人観光客にも人気の高い観光スポットで、ドイツで最も人々が訪れる教会です。ゴシック様式の建築物としては世界最大で、その大きさはなんと高層ビル40階ほど。少し遠くのケルン駅前広場からもバッチリ見える姿は迫力満点です。

ドイツのおすすめ観光地8.ブランデンブルグ門

ベルリンの平和の象徴として、砂岩から作られたこの巨大な門には、ベルリンの歴史と深い関わりがあります。古代の都市アテネの門をモデルとし再建されたこの門には、ギリシャ神話になぞらえた英雄や女神たちの像が居並び、その横には激動の時代を生き抜いたこの門の傷跡などが見られます。誰しも、この門が支えるその歴史の重みに、少なからず圧倒されるに違いありません。新年の飾りや夜のライトアップに照らしだされることもあり、ロマンチックな一面も見られます。

ドイツのおすすめ観光地9.エルベ川

バロックの古都を流れるエルベ川。緑豊かな木々に囲まれた、紺碧の水面を遊覧船で見学することができます。まったりとした、開放的な時間を過ごすことができるでしょう。

この場所の魅力はクルージングだけではありません。畔には「ドイツのフィレンツェ」とも言われる街ドレスデンがあり、バロック建築の風景を楽しむことができます。他にも陶磁器で有名なマイセン、ザクセン・スイス国立公園の雄大な自然など見どころはたくさんあります。

ドイツのおすすめ観光地10.マリエン広場

ビールの街、として名高いミュンヘン。バイエルン地方で最も魅力に満ちた街です。地元のビールやドイツの名物料理を振る舞うレストランが開いており、その一つ一つが絶品です。また、ここは宮廷文化が花開いた場所でもあります。街には、王家にまつわるさまざまな建物が点在しており、当時の華やかな生活を垣間見ながら、旅行を楽しむことができます。

ドイツのおすすめ観光地11.フラウエン教会 ドレスデン

その荘厳な立ち姿は、見るものを圧倒させるほどの物です。内部は明るく美しい装飾が施され、観光客だけでなくミサに訪れる人も見学に多く訪れます。聖堂らしからぬ明るく優美な色合いは、当時第二次世界大戦で焼け落ちてしまったオリジナルの建材と、後に追加された新しいものが組み合わせたときに、偶然モザイク状となったからだといわれています。

ドイツのおすすめ観光地12.サンスーシ宮殿

ベルリンから少し離れた場所に位置するこの宮殿は、ベルサイユ宮殿の華々しさとはまた違った独特の美しさを放っています。かつての貴族、フリードリヒ2世が夏の離宮としてこの宮殿に訪れていたため、内装の一部が当時のまま残っています。サンスーシとはフランス語で「憂いがない」という意味で、政務に追われた貴族たちの心を癒す場所でもあったそうです。外壁を彩る精巧なレリーフや広く美しい花の数々等、ベルリンでは観光できない建物や庭園を見学することができます。

ドイツのおすすめ観光地13.ペルガモン博物館

シュプレー川の畔には国内屈指の博物館が集まり、さまざまな美術や建築に触れることができます。中でもペルガモン博物館は、古代ギリシャやローマ、アジアの建築や美術品が展示されており、当時のお城の一部であった壁や階段、彫刻や巨大な門、さらに遺跡までもがそのまま博物館に埋め込まれています。かなり見ごたえに満足すること間違いないでしょう。

ドイツのおすすめ観光地14.ミュンヘン・レジデンツ

ミュンヘン・レジデンツはかつての王家の本宮殿とされた場所です。ゲーテ、モーツァルト、ナポレオンなどドイツの偉人たちもこの場所を訪れ、その美しさに感服させられたそうです。1385年の建築からルネッサンス、バロック、ロココなどの様式で何度も増改築が行われたため、複雑な構造をした建物になっています。内部は4つの博物館と劇場からなり、書斎や食堂、大広間など、かつての王宮内部を当時のまま見学することができます。

ドイツのおすすめ観光地15.ザールブリュッケン

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ザール川の橋、という名が示すように、この町はモーゼル川の支流ザール川に沿って広がっています。世界大戦後にフランス軍の管轄下に置かれていたため、町を歩くとどことなくフランスの香りを感じます。中央駅前から正面に伸びる歩行者天国を進むと立派な市庁舎が建ち、さらに進むとバロック様式の家が立ち並ぶおしゃれな一角に出ます。ユネスコの世界産業遺産として登録された「産業文化の大聖堂」ことフェルクリゲン製鉄所の工場見学もできます。


ドイツのおすすめ観光地16.ボン

ボンは、ライン川の岸辺に開けた落ち着いた大学町。こぢんまりとした場所ですが、大戦時には連邦共和国の首都として発展してきました。ベートベンとシューマン所縁の地でもあります。駅を進んだ場所にあるミュンスター広場には、五線譜とペンを手に持つベートベン像が立っています。同じ広場の南側には11世紀に創建されたミュンスター教会があり、歴史的にも重要な場所となっています。

野菜や花などを売る小規模の市場が開催され、ドイツ人の暮らしぶりがわかる楽しい場所です。西ドイツの首都(1949〜1990)であったボンはドイツ再統一後も、首都機能を分担しています。

ドイツのおすすめ観光地17.デュッセルドルフ

ライン川沿いに広がるデュッセルドルフは、ヴェストファーレン州の州都です。ルール工業地帯の重要な交通拠点であったため、大戦時には爆撃を受けてしまい、古い町並みは半分以下しか残っていません。しかし、戦後は国際的な商業都市として目覚ましい発展を遂げました。日系産業のヨーロッパ拠点でもあり、日本食品のスーパーや和食レストランの集まるインマーマン通りを歩けば、日本人ビジネスマンの姿を目にするかと思います。最先端のファッションビルやブランドショップも立ち並ぶ、ショッピングの楽しい町です。2017年はドイツ発のツールドフランスで、第1ステージはデュッセルドルフでしたね。ライン川沿いのデュッセルドルフとメッセ(見本市会場)の光景は忘れない景色となるでしょう。


ドイツのおすすめ観光地18.ドルトムント

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ハンザ同盟都市でもあった歴史ある町ですが、現代では近代的な商工業都市としても知られています。ミュンヘンと並ぶビールの町としても知られており、この場所に来たらぜひできたて本場のビールの味を試していただきたいです。駅前広場をまっすぐ進むと、歩行者専用のショッピングストリート・カンプ通りに出ます。デパートやショッピングアーケード、レストランや、サッカーチームドルトムントのファンショップもこの場所にあります。


ドイツのおすすめ観光地19.ハイデルベルク

ライン川の支流、ネッカー川に沿って広がるハイデルベルクは、山の上の古城やバロック風の町並みが残る町です。ゲーテやヘルダーリン、ショパンなど多くの芸術家がこの場所を訪れ、この町を讃える作品を作り出しました。中心部には歴史ある学生酒場やアンティークショップが並び、ノスタルジックなムードを感じます。町を闊歩する学生の姿に、若い息吹を感じますね。聖霊教会や市庁舎など、「哲学者の道」と呼ばれる場所に広がる建物は、多くの詩人や哲学者が思索に耽るほど美しい場所です。


ドイツのおすすめ観光地20.マンハイム

マンハイムの中心部は碁盤の目のように道路が交差しています。17世紀から18世紀にかけて計画的に作られた都市の姿が今にも残る歴史ある町です。駅正面のカイザー通りを進むとフリードリヒ広場の中央に、町のシンボルである給水塔が立っています。アールヌーボー式の美しい建物の周りには公園が広がり、現地の人々がよく訪れます。ここから伸びるメインストリート・プランケンハイデルベルク通りから見えるドイツ最大の宮殿、選帝侯宮殿は大学の校舎として使われていますが見学もできます。

いかがでしたか? ドイツは自然を楽しんだり、歴史地区を回ったり、あるいは世界遺産を巡ったり……。滞在中、つい「あれもこれも!」と欲張ってしまいたいほどすてきな国です。お酒好きの人は本場のビールやウィンナーを堪能するのもいいでしょう。また、ドイツ各地はお祭が多い地域です。ローカルエリアのお祭りが開催される日を選んで訪れるのも楽しいはずです。ぜひ足を運んでみてはいかがですか?

執筆者:つかさあおい(ナレッジ・リンクス)

学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。