希少化が進むレアメタル、日本のお家芸で「都市鉱山」が宝の山に
英メディアのBBCの中国語電子版は、一部分析を引用し、インジウムはあと10年、白金は15年、銀は20年で枯渇する可能性があることを伝えている。例えばインジウムはスマートフォンやパソコンの液晶に使われており、もし本当にあと10年でなくなるなら社会および製造業に大きな影響を及ぼすことは間違いない。
一方で記事は、「世界でもっとも稀少はレアメタル」については別の角度から真剣に考える必要があると指摘する。その角度とは資源の「入手しやすさ」だ。言い換えれば、たとえ埋蔵量が豊富でも、入手困難なら稀少であるということだ。
資源の入手しやすさには多くの要素が関係している。輸出制限や採掘地での戦争勃発などだ。また別の要素もある。通常インジウムは亜鉛採掘の副産物として入手できるが、単独で採掘するには採算が合わない。しかし最近は自動車メーカーは徐々に鋼板からアルミに材料を切り替えており、このような亜鉛需要の減少は当然インジウムの入手しやすさに大きく影響する。製造業にとって資源の「入手しやすさ」は、未知数である埋蔵量よりはるかに現実的に考慮すべき要素だ。では対応策はあるだろうか。記事は「リサイクル」に注目している。
リサイクルといえば、日本のお家芸と言えるだろう。廃棄された電子製品などには金などの貴金属やパラジウムなどの希少金属が含まれており、「都市鉱山」と形容されるほどだ。さらに、資源の回収や再利用に関する技術を持つ日本にとって、都市鉱山は天然の鉱山に匹敵するほどの価値を持つ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
