ウイスキー大好き著名人4人が熱く語る「ウイスキーのすすめ」
各界で活躍するウイスキーラバーとその関係とは?
“ウイスキーといい音楽が日々のスイッチをオフしてくれる”/JUJU(歌手)
「ウイスキーは毎晩呑みます。ロックでぐびぐび。氷がなくなれば、そのままストレートでも」
ウイスキーを呑み始めたのは21、22歳の頃。単身NYで音楽修行しているときにバーで覚えた。当時ハマっていたラムを少し甘いなと思って以来、ずっとウイスキー党だ。
「中でもアランモルトのマデイラ・フィニッシュは最高でしたね。いくらでも呑める(笑)。ウイスキーは日々のスイッチをオフにするときに呑みます。本来の自分に戻る時間。JUJUでもなく、ただの私。ウイスキーは酔い方も、酔いのまわる速度もちょうどいいんだと思います。攻撃的に酔うようなこともないし(笑)」
うるさくないのに素敵にはしゃいでいるような大人がいるバーが好きだという。ひとりで呑みに行く。
「あとはいい音楽があれば、言うことなしですね」
■プロフィール
JUJU 12歳の頃からジャズシンガーを志し、18歳で単身渡米。さまざまなジャンルの音楽に触れて独自の音楽性を築き、2004年メジャーデビュー。11月18日に日本テレビ系ドラマ「偽装の夫婦」主題歌「What You Want」をリリース。12月9日には6枚目のアルバムもリリース予定
“仲間たちと呑むハイボールがたまらなく好き”/水上剣星(俳優)
「このバーは、幼なじみに連れてきてもらったんです。お肉もおいしいし、オーナーの大輝さんがすごいいい人だからひとりでサクッと来たり、今では教えてくれた友達よりよく来てます(笑)」と、水上さんが常連なのは、池尻大橋にあるステーキ&バー『サンキュー』。
強いわけではないが、酒は好きでほぼ毎日呑む。そんな水上さんが好むのは、気のおけない仲間たちとのカジュアルで楽しい酒。
そんな場には、やはりアッパーなウイスキーがフィットするのだとか。中でもよく呑むというのが、炭酸強めな「ウィルキンソン」のレモンフレーバーで割った「角ハイボール」。
「ウイスキーの、呑むと身体が熱くなるところがたまらなく好き。中でも『角』は呑みやすいし、香りがいいんですよね。以前コマーシャルに出させていただいた縁もあって、結婚した時に夫婦の名前を彫った『角瓶』をいただいたんです。娘が成人したときに一緒に呑もうと思って、楽しみにしてます」
■プロフィール
水上剣星 1984年4月2日、東京生まれ。モデルとして活躍し、18歳〜 23歳をニューヨークで過ごした後、俳優へ転向。10月2日に放送されたCX系ドラマ 『私という名の変奏曲』では刑事役を演じた
注目の建築家と、幅広く活躍する会社の代表が語るウイスキー愛
“ウイスキーを深く学び未来のスタンダードのヒントに”/谷尻 誠(建築家)
神楽坂の本多横丁に佇む『Bar Fingal』。ウイスキー通には有名なバーだ。そこに現れたのは谷尻誠さん。数々の名作を生み出してきた気鋭の建築家だ。
「?夜のパトロール?と称して毎晩のように酒場に訪れていますが、最近は健康のことも考えて、糖質の多いビールよりもウイスキーを嗜むようになりました」。
この日選んだのは『ラフロイグ』。強めの炭酸で割ってハイボールとして飲むのが定番のようだ。
ところで谷尻さんといえば、常に新しい発想で建築の未来を提案してきた人物。もっと尖った酒を好むかと思いきや、意外にも王道ともいえるウイスキーを選ぶ。その理由とは……。
「王道を深く知ることで、それがなぜ人を惹きつけるのか、その概念を学ぶことができます。建築において、真新しさだけでなく、未来のスタンダードになりうる価値観を提案したい僕にとって、ウイスキーは格好の教材でもあるんです」。
■プロフィール
谷尻 誠 1974年、広島生まれ。2000年に「SUPPOSE DESIGN OFFICE」設立。以来、柔軟な発想をもとに住宅から店舗、展示会場など様々な領域で設計・建築を手掛ける。国内外のデザインアワードでの受賞も多数。今、最も注目されている建築家のひとり。
“各地にある行きつけでちびちび飲んでいます”/中原慎一郎(ランドスケーププロダクツ代表)
「鹿児島出身なので、元々は焼酎派でした」と語る中原慎一郎さんがウイスキーに目覚めたのは、30代の後半。仕事で出かけたイギリスで飲んだシングルモルトウイスキーがきっかけだった。
「会社の飲み会で社長の僕がずっといると、みんなが気を遣うじゃないですか。だから早めに抜けて、ひとりでゆっくりウイスキーを呑むことが多いですね」
ウイスキーを愛でる空間として中原さんが気に入っているのは、トッド スナイダーの世界初の旗艦店『TODD SNYDER TOWNHOUSE』だ。
それもそのはず、「OLD TOWNE BAR」というウイスキーバーをはじめ、店舗の内装は中原さんが手がけたからだ。
「トッドもウイスキーが大好きで、男がウイスキーをたしなむことに思い入れがあるんです。素材選びなどで彼がこだわる世界観を表現できたと思います。
自分が関わった空間で呑む一杯。最高の贅沢だ。
■プロフィール
中原慎一郎 1971年、鹿児島県生まれ。ランドスケーププロダクツ代表。オリジナル家具等を扱う『Playmountain』、カフェ『Tas Yard』、コーヒースタンド『BE A GOOD NEIGHBORCOFFEE KIOSK』、子供のためのレーベル『CHIGO』、ギャラリースペース『CURATOR’S CUBE』を展開。また住宅・店舗のデザイン業務、イベントプロデュース/ブランドディレクションを手がける。
