2025年の「今年の漢字」にも選ばれた「熊」。2025年4月〜11月末の全国のクマ被害件数(速報値)は209件、被害者数230人うち死亡者数は13人と、過去最悪の数字を記録している。ツキノワグマなどの野生哺乳類の遺伝進化を研究している森林総合研究所の大西尚樹氏は、クマ被害の急増には2つの理由があるという。「ひとつは、東北地方のブナやナラの実の大凶作です。これらはクマの秋の主食で、食べ物がないため人間の生活圏まで降り