「馬鹿野郎」「わかってるかおまえ」「なんの役にも立たねえ」──。電話の向こうから放たれる過激な言葉は、従業員をすりへらす「カスタマーハラスメント」だ。年間約63万件もの電話に対応する首都高速道路は2023年5月から、カスハラ客の電話を切る「切電マニュアル」をお客さまセンターに導入し、カスハラに毅然と向き合ってきた。そうした対策を公表したことが功を奏したのか、現在まで約2年の間に切電の実施はわずか33件にとど