人類初となる宇宙空間での日本酒造りが決定した。挑戦するのは清酒「獺祭」で知られる旭酒造(山口県岩国市)。2025年後半に酒米(山田錦)、麹、酵母と水を打ち上げ、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟内で発酵させ地球に持ち帰る。同品は1本限定の「獺祭MOON―宇宙醸造」(100ml瓶詰)として1億円で販売し、その全額を今後の日本の宇宙開発事業に寄付する。同社は「将来的には月にあると言われる水を使い、月面で『獺祭