“こけし”といえば、東北地方発祥のろくろ挽きの木製玩具。球体の頭部と円柱の胴で作られたシンプルなその形は皆さんもご存知でしょう。発祥時期は江戸時代後期で、木から椀や盆などを作っていた“木地師”達が、温泉に来た湯治客の土産物として、顔や模様を描いた木の人形を売ったのが始まりです。昔からの伝統的なこけしを作る職人は“伝統こけし工人”とよばれ、こけしの産地や模様・形の違いなどで11の系統に分かれています。