日本テレビが、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの新吹替版を金曜ロードショーで放送することを発表した。2025年2月7日から21日までの3週にわたり、シリーズ全3作が放送される。公開から40年を迎えるこの名作は、今なお多くのファンに愛され続けている。

新吹替版では、マーティ・マクフライ役を宮野真守、エメット・ブラウン(ドク)役を山寺宏一が担当する。宮野は「自分がこの名作に携われることが光栄」とコメントし、山寺は「今考え得る最高の声優が揃った」と語っている。新たな吹替版は、金曜ロードショーでしか見られない特別版となる。

◯各作品の放送日程とストーリー
2月7日:『バック・トゥ・ザ・フューチャー 新吹替版』(1985年)
高校生のマーティは、ドクが発明したタイムマシンで1955年にタイムトラベル。両親の出会いを邪魔しないよう奮闘する。

2月14日:『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 新吹替版』(1989年)
マーティは未来の子どもを救うため、2015年にタイムトラベル。過去の自分が手に入れたスポーツ年鑑を巡る騒動が展開される。

2月21日:『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 新吹替版』(1990年)
ドクが1885年にタイムトラベルし、マーティは彼を救うために再び過去へ。開拓時代の町での冒険が繰り広げられる。

新吹替版には、他にも豪華な声優陣が参加。ビフ・タネン役には三宅健太、ロレイン・マクフライ役には沢城みゆき、ジョージ・マクフライ役には森川智之が名を連ねる。さらに、朴璐美、高木渉、関智一など、個性豊かな声優たちが集結し、作品に新たな息吹を吹き込む。

宮野真守は「タイムトラベルものとして、タイムパラドックスを科学的に説明しつつ、フィクションだけど実際に起こりそうとワクワクさせてくれるところが凄い」と語り、山寺宏一は「最高のエンターテインメント作品だと思っています」とその魅力を語った。

この新しい吹替版は、ファンにとっても新たな視聴体験となることだろう。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを愛するすべての人にとって、見逃せない放送となる。


■放送情報
<放送日時・作品情報>
2月7日(金)21時00分〜23時19分『バック・トゥ・ザ・フューチャー 新吹替版』(1985 米)
2月14日(金)21時00分〜23時09分『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 新吹替版』(1989 米)
2月21日(金)21時00分〜23時19分『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 新吹替版』(1990 米)