米バーモント州在住のジョーさん(仮名、49)は、2008年以来世界中を飛び回り自分の精子を提供している。ジョーさんには自分の血を分けた子供が世界に150人以上存在し、今後も年10人のペースで子供を増やす予定だという。そんなジョーさんが『LADbible』『Daily Star』などのインタビューに応じ、精子提供について語った。

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「諸事情により子供が欲しくてもできないカップルのために役に立ちたい。精子を提供することはこの上ない喜びだ」―そう語るジョーさんはオンラインで仕事をする傍ら、約12年にわたって世界中を飛び回り希望者に自分の精子を提供してきた。

ジョーさんはこれまでにアメリカはもちろん、イギリス、イタリア、シンガポール、フィリピン、アルゼンチンを訪れており、「精子提供の依頼があればどこにでも行く覚悟でいるよ」と明かす。ロックダウン中は精子提供のためアルゼンチンにいたそうで、現在はイギリスのロンドンに滞在し、1週間で5人の女性と会う約束を取り付けているという。

「今年はすでに依頼者の1人が出産、5人が妊娠しているよ。パンデミックであろうと全く関係ないね。むしろこれまでで一番忙しくしているよ」とジョーさん。「何よりも楽しみなのは、誕生した赤ちゃんの写真を見ることだね。自分に似た子が世界中のあちこちで誕生していると思うと嬉しくなるよ」と笑う。

ジョーさんの精子を望む人々は、男性不妊症であったり女性同士のカップルなど事情は様々だが、ジョーさんは精子を無償で提供しており、事前のやりとりはFacebookや電子メールで行う。

ただ精子提供は女性の排卵日に合わせなければならないため、スケジュール調整も大切だ。ジョーさんは「現地には通常2〜3週間滞在するんだ。遠距離の依頼者の中には飛行機代を負担してくれる人もいるよ」と述べると、ユニークな提供方法について次のように明かした。

「依頼者には精子だけを提供して人工授精をする方法と、排卵期に合わせて性行為をする方法のどちらかから選んでもらっているよ。実際、私の子供の半分は性行為によって産まれているんだ。自然な方法のほうが妊娠の確率が高いしね。」

「『精子が安全かどうか不安』という人のために、年に1度は必ず健診を受けているよ。『それでも不安』という依頼者のためには、精子提供前に健診を受けることもある。おかげでこれまで性感染症などの問題は全くないよ。」

なお現在49歳のジョーさんは最後に、こんな夢を明かしてくれた。

「90代になるまで精子提供を続けたいね。それに依頼があれば、もっとたくさんの人に精子を提供したいと思ってる。はやく自由に世界中を飛び回れるようになることを願っているよ。」

ちなみにこのニュースには、「ドナーの1人当たりの出生数に制限を設けるべき」「倫理上許されていいものなのか」「きちんと精子バンクを通して行われるべき。きょうだい同士が惹かれ合ってしまうこともあるはず」「50%が性行為をしているって、信じられない」「感染症や遺伝疾患など不安が多すぎる。検査してもすぐ結果が出ないこともあるはず」「他に選択肢があるのでは?」「40年間、年10人のペースで子供が増えたら、彼の子供は550人を超えるよ。恐ろしいね」といった声があがっている。画像は『Daily Star 2020年9月30日付「Sperm donor with 150 kids has fathered six babies during lockdown - and wants more」(Image: Caters News Agency)』『LADbible 2020年9月30日付「Sperm Donor Who Has Fathered More Than 150 Kids Says Lockdown Hasn’t Slowed Him Down」(Credit: Caters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)