海原先生だけじゃない? 名作グルメ漫画『美味しんぼ』の名言!―「ヒラメがシャッキリポンと、舌の上で踊るわ!」
最近は何かと別の意味で話題になっている『美味しんぼ』ですが、今回は作中に登場した名言や名ぜりふを紹介します。
■初期のせりふは懐かしく感じる……!?
有名な第1巻の「アンキモ」の回での一言。山岡さんが食通ぶった人にかみつき、本物の味で打ちのめしていくという構図がすでに出来上がっています。「フォアグラよりアンキモがいいのだ!」と影響された人も多いでしょう。
●「女将を呼べッ!!」海原雄山
こちらも第1巻に登場したせりふ。いきなり「恐ろしい人物」であることを強調していました。他にも似たようなせりふで有名なのが「このあらいを作ったのは誰だあッ!!」です。
●「人の心を感動させることが出来るのは、人の心だけなのだ」海原雄山
「もてなしの心」というエピソードにて、材料や技法だけに執着した山岡さんにこう言いました。海原雄山がただふんぞり返っているだけの人物でないことを示すせりふでした。
●「なんちゅうもんを食わせてくれたんや…なんちゅうもんを…」京極さん
「鮎対決」にて、海原雄山が出した「生まれ故郷の鮎」を食べた京極さんが涙を流しながら発した言葉。山岡さんが出した鮎はカス呼ばわりされました。
●「氷の味!出たっ、通っぽいことば!!」田畑(現:荒川)絹江
山岡さんが、「スイ」(氷に砂糖水だけをかけただけのカキ氷)を注文するのを聞いた田畑女史の言葉。読者も同じ感想を抱いたでしょう。
●「なんという混み方だ! 必要もない連中が車に乗るからだ!! 馬鹿どもに車を与えるなっ!」海原雄山
車の移動中に渋滞に巻き込まれた海原先生の言葉。ストレートですが、気持ちは分かります(笑)。
●「自分の財産を自分で数えられるくらいなら、本当のリッチマンとはいえませんよ」(実業家)
「下町の温もり」という回で登場した実業家が、記者会見で言った一言。ただ、この実業家はその後大損をして雲隠れしました。
●「当たり前じゃないか、料理屋とは楽しむところで、苦しむところじゃないもの」山岡士郎
山岡さんが、初めてフランス料理店を訪れて緊張していた友人に掛けた言葉。同じ話の中に登場したラーメンライスとの対比も良かったですね。
●「私、カレーパン大好き! こんなの発明した人って、天才よね!」栗田(現:山岡)ゆう子
全く同感です。おいしすぎです。
●「どうしてメンチカツ発明した人にノーベル賞あげないのよ!?」栗田(現:山岡)ゆう子
「下町ハンバーグ」の回での栗田さんの言葉。カレーパンだけでなく、メンチカツも表彰されていい食べ物です。
●「いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。」トンカツ大王・中橋さん
「トンカツ慕情」の回に登場した里井さんの回想の中で、トンカツ屋のおやじさんが言った言葉。この言葉を糧に、里井さんは有数の実業家に成長しました。
●「ヒラメがシャッキリポンと、舌の上で踊るわ!」栗田(現:山岡)ゆう子
「鍋対決」の回でホワイトソース鍋を食べた栗田さんの一言。独特すぎる味の表現はネット上でたびたびネタにされました。
●「そんなにオッパイのでかいのがいいなら、ホルスタインと結婚しなさい!」中川チヨ
山岡さんの好みがグラマーな女性だと聞いたおチヨさんの言葉。せめて人にしてください……。
●「弁解無用。人生は一回こっきりの真剣勝負だ」金上鋭
50巻に登場した作品史上最高の悪役・金上の言葉。ミスをした岡星さんにこう告げました。憎らしいキャラクターですが、いくつも正論も言っていましたね。
●「俺だけじゃないさ。みんなのおやつにはみんなの母親の思い出がこもっているんだ。だから母親がおやつを子供に作らなくなったら寂しいことになるね。」山岡士郎
「家族のおやつ自慢大会」での一言。最近は料理をしないお母さんが増えているそうですが、確かにそれは寂しいと感じることです。
●「おやじ…」山岡士郎
76巻で、病室で昏睡(こんすい)状態の海原雄山に山岡さんがこう言いました。ずっと読んできた読者は「おおっ!」となった瞬間です。この後、無事に海原雄山は目を覚ましました。
『美味しんぼ』に登場した名言や名ぜりふを紹介しました。第1巻はもう30年以上前ですから、本当に長いですよね。現在までに111巻が刊行されています。ちょっと読み応えがあり過ぎですが、機会があれば読み返してみると面白いですよ!
(中田ボンベ@dcp)
