イー・アクセスとウィルコムが合併し、2014年7月1日から新キャリア「ワイモバイル」が誕生しました。ワイモバイルはヤフーに買収されて「Y!mobile」になるという話もありましたが、結局ヤフーによる株式取得は中止され、今後は協業していくことが発表されたものの、7月11日に総務省が次世代携帯の割り当て基準を見直したため次世代携帯への参入は先送りされることになってしまいました。キャリア誕生前から何かとゴタゴタしていた印象のワイモバイルですが、大手キャリアの半額以下のスマホ定額プランを用意しているとの噂もあり、一体全体どんな新サービスや新商品をリリースしてくるのか?現地の発表会から歴史的瞬間をリアルタイム更新します。

Y!mobile

http://recommend.yahoo.co.jp/ymobile/

ワイモバイル株式会社|携帯電話・モバイル通信・インターネット

http://www.ymobile.jp/corporate/

会場は汐留にあるコンラッド東京。



いざ潜入。



ワイモバイルの新サービス・新商品発表会はこっち。



階段にズラズラ並ぶ報道陣を発見。



発表会の会場前には「Y!mobile」のロゴがありました。



会場に潜入するとステージ上は「Y!mobile」のロゴだらけ。パッと見た感じだとYahoo!のロゴと見間違えるレベルです。



・2014/07/17 12:46

徐々に人が集まってきました。



・2014/07/17 12:52

さらに人が増えて、発表会開始数分前には満席状態に。



・2014/07/17 13:08

発表会がスタート。



みんなの手に、Y!のチカラを。



これまでのメガキャリアとも安さだけを求めるようなLCCとも違う。



Y!mobile



冒頭のムービーが終わってワイモバイルのエリック・ガン代表取締役社長が登壇しました。



・2014/07/17 13:16

日本のスマートフォン保有率は世界と比較してもまだまだ。



この保有率を、8月1日からスタートするY!mobileが改善することを目指しています。



事業領域



ワイモバイルの前身であるウィルコムは元祖通話定額を提供していました。



Y!mobileでも通話に特化したPHSがデビュー。









PHSは秋モデルを合わせて4機種登場。



イー・アクセスが提供していた元祖データ定額サービスは……



PocketWi-Fi 303HWが担います。



タッチパネルで操作可能



テレビチューナーも搭載





実物はコレ。



・2014/07/17 13:25

Y!mobileのスマートフォン事業について。



ひとつめは薄さ6.8mmで軽さ110グラムのスマートフォン、STREAM S 302HW。



実機がコレ。



2つめが防水・防塵・耐落下衝撃対応、ヤフー最新アプリ搭載で高速4Gにも対応したDIGNO T 302KC。





STREAM S 302HWは8月1日、DIGNO T 302KCは9月発売予定。



そして、スマホ向け新料金プラン



の前に、現状の課題を分析



・2014/07/17 13:31

現状のスマホ料金プランはどれだけ使用したらどれくらい料金を支払わなければならないかがいまいち理解しづらい感じ。



これの解決策として、ドリンクのサイズS・M・Lのように分かりやすいプランを用意。



スマホ向け新料金プランは以下の3つ。スマホプランSは月額2980円から使用でき1GBまで、プランMは3980円で3GBまで、プランLは5980円から7GBまで使い放題となっています。



他キャリアのプランを見てみると、通話定額・WEB接続料・パケット定額の3つを組む必要性が出てきて月々最低でも6500円程度の料金を支払う必要がありました。しかし、Y!mobileのプランは全部込みで2980円から利用可能になるというとても分かりやすいものになっているというわけ。



S・M・Lのプランの他、たくさん電話を使いたいという場合は「スーパーだれとでも定額」をプラス1000円でオプションとして追加することも可能。



スマホプランS/M/Lは2014年8月1日からサービススタートとなります。



ヤフー連携サービス



基本使用料0円でヤフー関連サービスが使用可能になります。



さらに、通信事業とOTT事業の連携



パケットマイレージ



ヤフーサービスを使えば使うほどパケットが増え、無料でデータ通信が行えるようになります。



パケくじは、5日連続でヤフーにログインすれば最大で200マイルのマイレージがもらえます。



ヤフーを使えば使うほどお得になるパケットマイレージも、2014年8月1日スタート。



Y!mobileは2014年8月1日デビューです。



・2014/07/17 14:50

質疑応答の内容を追加しました。

東洋経済たなべ(以下、たなべ):

ヤフー連携サービスが無料で使えるだとか、パケットマイレージサービスなどがあったと思うのですが、これからスマホに乗り換えるユーザーはレイトマジョリティでこういったサービスがいまいち分からないユーザーかと思うのですが、これについてはどのように考えているのでしょうか?2点目が、ヤフーに資本が移るとなっていたと思うのですが、これがなくなった経緯についてお教えください。

寺尾洋幸COO(以下、寺尾):

ヘビーユーザーというのは自分で使うサービスを選んでいけるユーザーだと思います。逆に、レイトマジョリティの方々はサービスの使い方が分からない方々だと思うので、こちらからどんどんサービスを提供していくのが重要だと考えています。ヤフー連携の方は最初の一歩と考えていて、これからどんどんレイトマジョリティの方々にも使ってもらえるサービスを提供していきたいと考えています。



エリック・ガンCEO(以下、エリック):

我々は当事者ではないんですが、ヤフージャパンとソフトバンクはどちらも上場企業で社内ガバナンスはしっかりしています。資本提携する際は取引関係がその後どうなるのかが非常に複雑で、今後の取引関係にいろいろと問題が発生することになるのではないかと考えて資本提携が見送りされることになったのではと思います。

たなべ:

今回発表されたサービスは、ソフトバンクとかぶるという考え方もあると思うのですが。

寺尾:

ヤフーのメンバーと我々が何を実現したいかいろいろと考えたわけですが、それは資本提携という形ではなくても十分に達成できるのではないかとなって、資本がどうこうよりもサービスを実現しようという方向に舵を取ることになりました。我々は部外者なのでこれ以上のことはヤフー側の広報に聞いていただければと思います。

フリーランス・マグチ:

SIMフリーについて。イー・モバイル時代のNexus 5がSIMフリーで出されていて印象的だったのですが、今回の端末はSIMフリーになるのでしょうか。2点目は、以前にAndroid端末を中心にするという説明があったと思うのですが、今後はWindows Phone端末なども出てくるのか、今後はソフトモバイルの端末ラインナップとどのように整合性をとっていくことになるのか、説明をお願いします。

エリック:

今まで発売したものは継続的にSIMフリーで提供していきます。新機種のSTREAM SとDIGNO Tについては、DIGNO Tは現状いろいろな問題があってロックされているのですが、STREAM SはSIMフリーで発売する予定となっています。そして、基本的にはすべての端末をSIMフリーで提供して、ユーザーが海外でもSIMカードを挿せば簡単に端末を使えるようなのが理想です。2つめは、今まで商品がAndroid中心になっていますが、今後はさまざまなOSや端末も検討していきたいと思います。



時事通信、橋本:

1点目は細かい点なんですけれども、今回の料金プランS/M/Lとありますが、消費税込みの価格はどうなるのか。2点目は総務省でグループの見直しで、4Gの免許がソフトバンクさんが申請するとワイモバイルさんが免許を取得しづらくなったりすると思うのですが、その辺の4Gに関する戦略について教えてください。

エリック:

料金はすべて税別で表記されています。2つ目の話で、総務省の3.5GHzの開設計画が進んでいるわけですが、グループ会社が一緒に挙手するのは難しいのではないかという状況。ただ、3.5GHzよりも我々は早く追加の1.7GHzがもらいたい。

フリーランス、さの:

レイトマジョリティを狙うというお話がありましたが、これはサポート面の強化ということだと思うんですが、店舗でのサポートであったり、有料であったりがあると思うのですが、その辺りはどのように考えているのでしょうか。

寺尾:

サポートについては2つのソリューションを考えています。イ・アクセスの時代はPocketWi-Fiを販売しており、これは現在の商品よりもより使うのが難しいものだったと思います。これに対して、イー・アクセスではワイドサポートというサービスを提供しており、このサポートセンターのモットーは「ノーと言うな」というもので、どんな質問でも調べて答えるということを徹底してきました。このサポートセンターを使って、スマホにも対応できると思います。それに加えて、全国の約1000店舗の専門ショップがあるのでこちらでもお客様をサポートしていく予定です。

エリック:

ワイドサポートはとても好評で、テレビのアンテナの付け方が分からない、といったことまでサポートします。

毎日新聞、ヨコヤマ:

これからスマホに乗換える人を取り込んでいきたいとのことですが、今年になって出てきているイオンさんだとか家電量販店の格安スマホとはどう差別化できるのでしょうか、そして他の大手3キャリアが結局同じようなプランになってしまっているということについてはどのように分析していけばよいのでしょうか。

エリック:

格安SIMはたくさん出ていますがデータ専門の商品が多い。そしてよくよく見てみると何かしらの制限がついているものです。しかし、我々の料金プランは非常に分かりやすくて電話もデータも使用できます。大手3社のプランは総務省の会議とかで話を聞いていると、たまたま最低料金のところで同じになる。不思議ですね。我々は、これから初めてスマホを使う人に1GBだけ使ってみたい、という際なんかにかなりオススメできます。