ミランは1日にセリエA第22節でトリノをホームに迎える。指揮官に就任して3度目となる会見で、クラレンス・セードルフ監督は最初の総括をした。

「2連勝は大きな助けとなる。だが、まだ道のりは長い。それは分かっているよ。しかし、選手たちには成長への意欲がうかがえる。士気は高い。一緒に頑張っていく。ただ、同じ方向に向かっていくことが必要だ」

MFマイケル・エッシェンについては、「元気だが調子を上げなければいけない。トリノ戦では先発しないだろう。タイミングを間違えてはいけない」とコメント。FWジャンパオロ・パッツィーニとFWマリオ・バロテッリ(今節は出場停止)の同時先発については、「問題なく一緒にプレーできる。パッツィーニは純粋なセンターフォワードだし、マリオはより多くの役割ができる。だが、試合の種類次第だよ」と語った。

カリアリ戦を振り返る中で、セードルフ監督はこのようにも述べている。

「選手たちはゴールと勝利を目指した。すべて精神面の影響だ。美しいプレーはその結果として出てくる。私は就任したばかりで、我々は仕事をしなければいけないんだ。私のサッカー哲学は異なるものだが、考えていることをつくるには時間が必要なんだよ。だが、前線のクオリティーのおかげで、すでに何かしらは見えてきている」

「(トリノのジャンピエロ・)ヴェントゥーラ監督のサッカーはとても評価している。バーリ時代も相手にとって厄介なプレーを実践していたことを覚えているよ。トリノの試合を見たが、彼の手腕がうかがえる。明日は難しい試合になるだろう。そもそも、彼らはウチより勝ち点が多いのだからね」

「(アレッシオ・)チェルチは才能ある選手で、こういう選手たちがいるならさらに注意しなければいけない。だが、我々は自分たちのプレーをすることを考えなければいけないんだ。いかに勝つかを全員で研究してきた」

先週からシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長の連絡がないが、セードルフ監督は「彼は少し忙しいんだ。でも、問題が解決したら我々に会いに来ると約束してくれたよ」とコメント。目標については、このように続けている。

「今はコンスタントに結果を出さなければいけない。勝ち点だけでなく、プレー内容や自信の点でもね。我々は試合ごとに戦う。大事なのは、ミラネッロにある情熱と気迫だ」

なお、ミランの新監督がデビュー戦からリーグ3連勝したのは、セリエAが生まれた1929-30シーズン以降、過去に3回しかない。1952-53シーズンのマリオ・スペローネ、1956-57シーズンのジュゼッペ・ヴィアーニ、1958-59シーズンのルイジ・ボニッツォーニだけである。この3人のうち、4連勝を飾った指揮官はいない。