街を歩いていると、よく見掛ける自動販売機。ウチの前にも置けば、金持ちになれるんじゃないか……と期待を抱く人もいるだろう。実態はどうなっているのだろうか。設置している人に話を聞いた。


「業者から『家の前のスペースを貸してくれないか』という話をもらい、設置代などをほぼすべてを負担してもらうという条件で、自販機を置くようになりました。私が負担するのは、毎月の電気代だけです。


120円のジュースが1本売れれば、20円入ってきますね。ただ、ターミナル駅のような場所であれば別ですが、自販機を置くだけで月数十万円儲かるなんてことはないと思います。私の自販機収入は、月に数千円から1万円くらい。ほんのお小遣い程度ですね。季節でジュースの種類を変えるのも業者がやってくれますし、基本的に私は特に何もしていません。


だからといって、積極的にはオススメできないですよ。自分から『置きたい』と申し出て設置すると、工事費など全てを自分で負担する羽目になる。そうすると、よほどの良い場所でない限り、儲けるのは至難の業と聞きます。むしろ、借金を抱える可能性すらある。


ですから、みずから手を挙げて設置するのはあまり推奨できないですね。仮に話を持ちかけられても、自分のコストは最小限に抑える条件で契約することをオススメします」


自分から設置に動くのは得策ではないようだ。自販機設置にも、さまざまな契約形態がある。きちんとした形で契約をしないと、のちのち大変なことになる可能性もあるので、注意が必要だ。


※写真は一般社団法人 日本自動販売機工業会より


【関連情報】
一般社団法人 日本自動販売機工業会公式サイト
http://www.jvma.or.jp/