一発芸はいらない!? 明石家さんまに学ぶ″飲み会を盛り上げる″たった3つのコツ

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花見に各種歓迎会と、飲み会が増えるこれからのシーズン。会社や仕事先での飲み会にしろ、合コンにしろ、うまく場を盛り上げようとするのか、無難に乗り切ろうとするのか、思い切り“早く帰りたい”オーラを出すのか……と、立ち回り方は人それぞれだ。

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けれど、上司にとっても、あるいは異性にとっても、“素”が出やすい飲み会は人を見る場として意外に重視されているもの。盛り上げ役になることができるなら、それに越したことはないはずだ。

それでは、どんなポイントに気を配って、周りを盛り上げればいいのだろう? そのヒントが得られそうな本が、心理学者の内藤誼人さんが1月に刊行した『なぜ、明石家さんまは「場を盛り上げる」のがうまいのか? 』(大和書房)。“盛り上げスキル日本一”ともいえるバラエティ界の巨人・明石家さんまの言動を分析した本書から、飲み会を盛り上げるためのポイントを探ってみよう。

■相手を観察して、「場の空気」を見極める

ぼくの返事から、ああこの人は今の会話イヤがってるんやな、と察してくれてええはずなのに、なんで気ィつかへんのやと思うことがある。“空気”知らん子との長電話はごっつうキツイですわ。――『こんな男でよかったら』(ニッポン放送出版)より

まずは話の前提として、場を盛り上げるには、自分自身が目立とうとしたり、単に楽しくなろうとするより、その場のノリをしっかり理解することが重要だ。

場の空気が読めない人と過ごすことほど、苦痛なことはない。飲み会で「そろそろお開きのムードが漂っているのに、新しいワインを注文するような人間は、みんなから煙たがられるもの」と内藤さんは言う。上記の発言もあるように、明石家さんまはその点を強く意識しているようだ。

内藤さんによれば、空気を読むためには「周囲の状況をよく観察して行動する」のがいい、とのこと。例えば、商談中に相手が身の周りのものを少しずつ片付け始めたら、「そろそろ帰りたい」というサインだし、会話中に目を合わせてくれなくなったら、「話題がつまらない」可能性が高い。

「自分は空気が読める方」と思いがちだが、人から見ると見当違い……ということも少なくない。普段から意識して、状況把握能力を磨いておこう。

■自分をうまく生かせる「キャラ」を見つける

イングランドという国が、一度、自分のイングランドサッカーというパターンが古いと思って、ヨーロッパサッカーに切り替えたことがあるんです。しかし、そのヨーロッパサッカーは、観てても、ちっともおもしろくなかったんです。そのことに国も気付いたらしくって、再び、そのオーソドックスなサッカーにもどして、また、おもしろくなったんです。――『週刊読売』1969年3月31日号より

飲み会の盛り上げ方にもさまざまな方法があり、おちゃらけてピエロを演じるのが上手い人もいれば、気の利いたサプライズを用意して「さすが!」と周囲をうならせる人もいる。内藤さんは、上記の言葉を引きながら、「自分の特性というか、自分のキャラクターを知っておくことは重要である。なぜなら、自分に似合わないことをしても、周囲からの失笑を買うのがオチだからだ」と分析している。

自分自身の性格や容姿、立ち位置などを客観的に考えて、自分の「キャラ」を最大限に生かす方法で、場を盛り上げるのが重要だ。

■「ウソ」がつけなければ、人を楽しませることはできない

たけしさんに「おまえ昨日、女に二階から突き落とされたよな」っていきなり振られて、そこで「ウソや!」って言っちゃいけない時代だったんです。「そうやねん」って言いながら、その場で二階から突き落とされた話をかんがえなきゃいけない。――『本人』2009年Vol.11より


飲み会を盛り上げるためには、トークの“鉄板ネタ”を用意したいところ。その点、明石家さんまは北野武に「ウソ」をつく能力を鍛えられたようだ。「ウソをつくのはよくないが、『人を喜ばせるためのウソ』ならば、いくらついてもかまわない」と内藤さん。楽しいウソがポンポン出てくるようになれば、人を魅了する話術が身についたと考えていいという。

重要なのは、人と会うたびに、愉快なウソをつく練習をすること。自分ひとりで体験できる面白いエピソードの数はたかが知れているので、友人のエピソードや本で読んだ話をアレンジして、ネタにしてしまうのもいい。飲み会を盛り上げる面白い人間になるためには、そういう大胆さが必要なようだ。

■話の中身は乱暴でも、「言葉づかい」だけは気をつける

意外とぼく、年上とか先輩のいうケジメをはっきりつける方ですから、敬語のしゃべり方なんかものすごう気ィつけます。ぼくらの世界は先輩・後輩いう大部屋社会が残ってるでしょ。せやから自然と敬語が身についた部分あるんです。教えられんでもそのへんはきっとデキた。後輩なんかで先輩に対することばづかいの悪いヤツがいてると、ものすごく気になるんですわ。――『こんな男でよかったら』より


飲み会でウケる鉄板ネタを用意しても、その場にふさわしい言葉づかいができなかったり、下品な言い回しになってしまうと、逆に盛り下げることになってしまう。

明石家さんまのトークを聞くと、話の中身としてはメチャクチャなことを言っていても、なぜか品が悪く感じない、という特徴があることがわかる。それは、「基本的な言葉づかい」というベースができているからだろう。

単に「爆笑を取ってやる」と考えるより、まずは「相手に気持ちよく過ごさせること」を意識することが重要なようだ。

『なぜ、明石家さんまは「場を盛り上げる」のがうまいのか? 』を読んでわかることは、「場を盛り上げる」のに飛び道具はない、ということ。明石家さんまが日本一の人気者になったのは、上記の例を見てもわかるように、ベーシックな部分をしっかり積み上げていることが一番の要因だと考えられる。

4月に向けて、日頃から人との接し方を考えて行動することで、盛り上げスキルをアップするとともに、人から一目置かれる“おもろい人間”になろう。

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