ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は、常に周囲を驚かせる人物だ。14日、『スカイ』の番組に出演した同名誉会長は、マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリを「腐ったりんご」と称したことを謝罪した。

「私の話は、ドレッシングルームにおいてポジティブな存在が必要ということだった。バロテッリに対して言ったことではなく、彼に対する発言ととらえられたのなら謝罪する。彼がミランに来ることは可能か? (アドリアーノ・)ガッリアーニからも(マッシミリアーノ・)アッレグリからも、クラブの誰からも彼との交渉開始は聞いていない。我々のターゲットだとは聞いていないよ」

一方で、ベルルスコーニ名誉会長は「交渉はデリケートな段階にある」と、真のターゲットについては詳細を明かしていない。バロテッリに対して扉は開かれたのだろうか? だが、ガッリアーニ代表取締役が同日午後、補強について次のように話していたことを忘れてはいけない。

「誰も退団しなければ、誰も来ることはない。中盤の補強? 人数としては多すぎるほどだ。バロテッリ? FWが一人しか移籍しないなら、そして(アレシャンドレ・)パトが移籍したが、その場合はこのままだといつも言ってきたはずだ。我々は5人のアタッカーが2、3の役割をカバーしている。これでいい。来年に向けて投資することはあるかもしれないがね」

また、ベルルスコーニ名誉会長はアッレグリ監督の進退についても言及した。先日、同監督の続投に関する質問に返答しなかった同名誉会長だが、今回は「我々の監督はアッレグリだ。彼との関係は今後も続く。来年も彼との契約があるよ」と信頼を示している。

1月の補強について、ベルルスコーニ名誉会長は次のように話した。DFイニャツィオ・アバーテの退団は否定している。

「(1月の補強が)あることを願っている。ガッリアーニを困らせているところだよ。可能性のある選手を1月中に連れてくるようにとね。だが、名前は挙げられない。彼から止められているんだ。彼からは、『会長、獲得したければ名前は出さないでください』と言われているんだよ。(アバーテ移籍は)ないと思う。彼はウチのサイドバックで、とても評価されている。イタリア代表であり、ミランに残したい」

また、ガッリアーニ代表取締役は「ミランがカルチョのトップに戻るには、少し時間が必要だ。だが私は、それをやれると確信している」とコメント。次のように続けている。

「我々はチームの顔つきを変えることに決めた。若手に賭けてね。サポーターにもそう説明したし、彼らは理解してくれていると思う。我々は収支を落ち着かせ、UEFAによるファイナンシャルフェアプレーに従っているんだ。サンプドリア戦の攻撃陣は非常に若かった。平均年齢20歳だ。我々はこうやって前進する。1月のメルカートでも若手に投資しているし、中期的に素晴らしい結果を残せるはずだと確信しているよ」