「なぜ韓国より下?!」…中国競泳男子、表彰式の国旗掲揚で物議
ロンドン五輪競泳男子200メートル自由形の表彰式で、中国の国旗が同じく2位の韓国の国旗の下に吊り下げられるという“ハプニング”があった。柔道でともに3位だった日本と韓国の国旗は横に並べて掲げられていたことから、中国で物議をかもした。中国中央テレビ(CCTV)など中国各メディアが伝えた。(写真は400メートル自由形で金メダルを獲得した孫楊。「CNSPHOTO」提供)
7月31日(中国時間)の競泳男子200メートル自由形で、中国の孫楊(スン・ヤン)と韓国のパク・テファン(朴泰桓)は、1分44秒93の同タイムでともに銀メダルを獲得した。ところが表彰式で思わぬ事態が生じた。韓国の国旗が上、その下に中国の国旗が吊り下げられる形で掲揚されたのだ。中国ネット上では「中国をバカにしている」などと不満の声が上がった。
29日の柔道男子66キロ級では、日本の海老沼匡と韓国のチョ・ジュンホがともに銅メダルを獲得したが、表彰式では両国の国旗が横に並べて掲揚された。
中国代表団が国際オリンピック委員会(IOC)に抗議したところ、IOCから次のような回答を受け取った。「規定により、2名の選手が同成績の場合、その国・地域の旗は並べて掲揚しなければならない。しかしスペースが足りない場合は、上下に配置してもよい。順序は選手の姓名の英語アルファベット表記に従い、孫(スン)の頭文字が『S』で、パクは『P』であるため、韓国国旗を上にした」
CCTVによれば、中国代表団はこの説明を「合理的」ととらえ納得している。現地リポーターは、「合理的な回答を得たので、事態はこれ以上発展しないと思う」とコメントした。
中国メディアの騰訊(テンセント)の記事も、「柔道などと違って、競泳で同着になる確率は極めて低い。ロンドンの五輪組織委員会が準備していなかったのも無理はない」と“大人の対応”を示している。(編集担当:阪本佳代)
